国民年金の制度が変わりました。

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


日本年金機構の宣伝かよ!というツコミは置いといて(笑)。
久しぶりに年金の話題です。
今話題になっている5兆円の損を出した「年金運用のプロ」とか言ってる天下り無能集団、
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の話ではないよ(笑)。


今までは、30歳未満の人を対象とした「若年者納付猶予(じゃくねんしゃのうふゆうよ)」
という制度がありました。
これは、本人又は(いれば)配偶者の前年所得が基準以下ならば、納付を猶予されるという
ものです。
この制度が適用されるメリットとしては
①年金の受給資格(25年・300ヶ月)にカウントされる。
障害年金を受給する場合に有利になる。(障害年金には受給要件があるため)
③将来の年金支給額には反映されないが、10年以内なら追加で納付が出来る。
 通常の未納だと、2年以内でしか納付出来ない。
④未納ではなくなるので、日本年金機構から督促されなくなる(笑)。
 これが案外大きいかも。特別催告状の文面は脅迫的で不愉快ですからね。
対象者のイメージとしては、親と同居していて定職に就いていない人です。


さて、7/1からこの制度の「30歳未満」が「50歳未満」に変更されました。
日本年金機構としては、この制度を使ってもらえば「30歳〜50歳未満」の未納者が減る、
つまり、納付率が見かけ上は好転する事を狙っているんでしょう。
相変わらず姑息な役所(正式には、特殊法人ですが)ですなぁ。
因みに、何故7/1から変更になったかというと、免除・猶予制度の年度が7月〜6月のため
です。他の年度は全て4月〜3月となっています。
免除・猶予制度では、対象者の前年所得がチェックされます。
そして確定申告の時期が3月なので、所得が確定するのが6月頃になります。
なので、年度として7月〜6月になっているのです。


制度の変更に伴い、「若年者納付猶予」から「納付猶予」と呼び方も変わりました。
変なの(笑)。
前にも書いたけど、若年性アルツハイマーって64歳以下が対象なんですよ。
だから、日本年金機構は呼び方を変える必要は無かったよね。
その変更のための印刷費用だって莫大になる筈。全く、役に立たない役所です。
つまり、あれだ、日本年金機構が若年性アルツハイマーって事だな(笑)。


スフィアの皆さんには、是非お得な(2年前納+付加年金)をお勧めします。