2回目の『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』(2017-04-19)

東京・シアタークリエ 開場18:30 開演19:00


今回は4列目という絶好のポジションでした。
なので、あやひー(ルーシー)の表情を中心に観賞しました。
もう、凄かったです(笑)。


チャーリー・ブラウン(CB)に対して
ルーシー「ええ、これは近年稀に見る失敗者の顔よ!」
最初から飛ばすルーシー。
ラストに「あなたはいい人ね、チャーリー・ブラウン」とか言われてもなぁ(笑)。


シュローダー。
あやひーのソロパート。
「シュローダー」という曲でシュローダーに結婚を迫るが逃げられる。
ルーシー「マリアおばさんは正しかったわ。ミュージシャンと結婚について語るもん
じゃない」
ルーシー、めげないです。ピアノ上でのポーズが・・・セクシー(笑)。


CBの秘密(フラッシュと呼ばれたい)を知った時のルーシーの悪魔の笑み。
ルーシー「ねぇフリーダ!、聞いてよ!!」
絶対言わないとの約束から1分も経ってません。


ルーシーの女王計画。
ルーシー「ねぇ、ライナス、知ってる?私の計画」
ライナス「・・・・・・」
ルーシー「じょおおう!、になるの!」
大きくなったら一番偉大な女王になると宣言。
ルーシー「大きなお城に住むの!そして綺麗なドレスを一杯着るの!そして馬車に
乗って民衆に会いに行くの。みんなは私に手を振って、私はみんなを、ど!な!り!
つ!け!る!の!」
この最後の言葉の時は、観客の方を向いて凄い形相です。ポーズもガニ股だっけ。
「ど!な!り!つ!け!る!の!」はもう1回あります。
ルーシーとして一番の(つまり劇としても)ド迫力のセリフかも知れません。
あやひーの良く通るドスの利いた声と顔芸が素晴らしい。
中川晃教さんの洗練された顔芸と何と対照的なんでしょうか。


あやひーはルーシーそのものですが、この場面は冷静に考えれば10歳以下の子供に
しては迫力があり過ぎます(笑)。
もちろん、2.5次元のお芝居なので、演技としては正しいと思います。
あやひーの舞台のお芝居には、こういう役柄を突き抜けたような瞬間があります。
それを観る事が出来るのは、とても楽しいです。


ルーシーによるCBの精神分析
ルーシー「あなたに今一番必要な事は、自分の悪いところを全て認める事」
CB「そんな事が役に立つの?ルーシー」
ルーシー「もちろん!」
散々、CBに自分自身の欠点を言わせるルーシー。
ルーシー「でも、私の意見じゃ、あなたはあなた」
CB「すごく気分が良くなってきたよ。君は本当の友達だよルーシー」
ルーシー「はい、5セントいただきます」
詐欺商法(笑)。


読書簡感想文。
いかにもミュージカルといった展開。
他人の畑から野菜盗んだバカなうさぎの「ピーターラビット」を巡る感想文。
何故かシュローダーのロビンフッド話が交錯するスピーディーな流れ。
やたら感想文の文字数を気にするルーシー。
最後の「ピーターラビット!」でのあやひーのソプラノが印象的です。


レッド・バロン
ミュージカルスター二人による共演。


ベースボール・ゲーム。
ここでのルーシー、いや、あやひーの動きが可愛い。
ボールの投げ方や取り方、バットの持ち方が本当に女の子(笑)。
ここだけが、多分本当(?)のルーシーとは違うところです。


ルーシーのアンケート。
最終的に落ち込み、泣きだすルーシーが可愛い。すぐ立ち直るけど(笑)。


グリークラブ・リハーサル。
芝居しながら歌うあやひーが流石に上手い。
ルーシーの目をパチパチするわざとらしい仕草も可愛い。


あまり知られていない事実。
あやひーのソロパート。
「雪は地面から生えるの」とかデタラメを言いまくり、ライナスを困惑させる
ルーシー。


Happinessを全員で歌う。
最後にルーシーの「あなたはいい人ね、チャーリー・ブラウン」で終演。


4/16と同じ貸し切り回でした。何と前回より長いアフタートーク付き。