「フェルメール展」に行きました。

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


2018年10月5日〜2019年2月3日まで、東京・上野の森美術館で開催されている
フェルメール展」に行って来ました。


この美術展は、混雑緩和のために「日時指定入場制」を採用しています。
基本は前売りでチケットを買うシステムです。


今回、何と言っても現存するヨハネス・フェルメール作品35点のうち9点が展示される
のが凄いです。
そして、そのうちの「赤い帽子の娘」の展示が12/20までなので、見逃さないように
行ってきた訳です。


欲しかった図録付きチケットが平日の夜しかありませんでしたけど(笑)。


「日時指定入場制」なので混雑もないし、特に平日の夜は空いていた模様です。
とにかく、ゆっくりじっくり観賞出来て大満足でしたよ。
音声ガイドも無料で借りられます。


順路の最後に「フェルメール・ルーム」があって、8作品が展示されています。
「赤い帽子の娘」は12/20までの展示、1/9からは「取り持ち女」が展示されるので
開催期間全部で9作品の展示となります。
特に後期作品は「光の魔術師」の面目躍如というか、柔らかい室内光の処理が同時代の、
いや、それ以後の画家でも見られない繊細さです。人物や背景の描き込みも緻密です。
サイズの小さい絵が多いので、細かく観賞しにくいのが難点ですが。


「手紙を書く女」「リュート調弦する女」「真珠の首飾りの女」は、同じモデルかは不明
ですが、同じ服装なので同一人物と勝手に仮定(笑)。
そうすると、その女性の日常や人生までが、まるでドラマのように浮かび上がって
きます。一瞬の表情が本当に素晴らしいです。


今回の戦利品は、図録とクリアファイル、ミント缶でした。


1/9以降にまた行くつもりです。スフィアの皆さんも是非。演技に役立ちます・・・多分。