人より多くのものを抱え込むという事。

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.paslog.jp/


私は高垣彩陽さんが、特に演技において他の人より多くの「何か」を抱え込んでいる
という印象を強く持っています。
2年前のラジオ番組でも
 「現場で役の心に近くありたいと思って、形から入るじゃないけど洋服とかも
  その役が一番大事にしている物を自分も実践してみるとか、役に対する
  アプローチを惜しまずにやれたらいいな、とは思ってます」
とか
 「役者さんは、アスリートだと思うので、役作りとか心の作り方は、その時だけ
  の瞬発力だけでは出来ない事がたくさんあって。日常でのトレーニング、
  インプット、アウトプットを試されていると思うので危機感を持って向かわね
  ばと思っています」
とか、役作りに深くのめり込む様子が語られています。
そして、その結果として演じた役を心の中に深く残す事になるのでしょう。
去年驚いた言葉が
 「最近、やっと『true tears』を客観的に観れるようになりました」
えーと、放送終了して5年も経った作品に対する言葉ですよ。心底驚きました。
この作品は代表作の一つなので、特別な想いがあるのは確かだと思いますが、普通の
人はこんな事は言わないというか言えません。
現に、『true tears』の他の出演者とは異質の発言でした。
役を演じる度に「何か」を抱え込むのは、結構しんどい気がします。


あやひーは時々驚くような事を、サラっと言うので油断出来ません。
最近の「晴レルヤ」でも『2LDK-2013-』でのセリフ「オーディション、落ちるの
も怖いけど受かるのも怖い」に触れて、実際にオーディションに受かった時は
 「だめだった人たちの思いも全部自分が背負って、これをやるんだっていう、そう
  いうプレッシャーみたいなものって常にある事だと思うんですよね」
何ですって?! そんな事までも背負っているのか・・・。普通はそこまで思わんだろ。
スフィアの他の皆さんに聞いてみたいです。
そんなに色々と抱え込んで大丈夫なんでしょうか、ちょっと心配になります。


あやひー、声優として恐ろしいレベルに達しているのでは。