モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」だったのか!

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.paslog.jp/


あやひごろ(2013-12-20)で雑誌に取材を受けた話があります。
特に「歌と合唱とオペラについてのクラシック情報誌」である「Hanna」に取り上げられ
たのには興味があります。早速、本屋へ走りましたよ。


インタビューは1ページだけですが、内容が流石に声優雑誌とは違います。
−クラシックを学んで声優に活かせたと思うことは?
高垣彩陽「日本語でもドイツ語でもイタリア語でも、歌曲は登場人物を"演じて"歌うと
いう点で、さまざまなタイプの歌い方があります。私はお芝居をやりたいこともあって、
お芝居をしながら歌う、という点を大切に勉強していました。今の仕事をするうえで音大
に行って良かったと思うことは、やはりひとつの楽曲に対してどのような表現をしていく
かを考えた時に、いくつか引き出しがあることです。その"役"として生きながら歌うこと
や歌詞の読解、そして直接頭声(とうせい)を使った歌唱を求められる役柄や楽曲だったり・・・
在学中は遠回りだと思っていたけれど、音大で勉強したからこそ、そういう役にご縁を
いただけることもあります。高笑いの演技なんかも頭声ですよ(笑)」
注)頭声=口腔・鼻腔など、頭に近い器官の共鳴による高声区の声、だそうです。
最初から「お芝居をしながら歌う」という姿勢は凄いな。


この後で「melodia2」の話題になりました。
あやひーがクリスマス用の曲として、真っ先に提案したのがモーツァルト
「アヴェ・ヴェルム・コルプス」だったというのは予想外でした。
この曲は、モーツァルト晩年の非常に美しい宗教曲ですが、一般受けするとも思えません。
私がプロデューサーでも却下するでしょうね(笑)。「アヴェ・マリア」の方がいいな。
あやひーが、ファンにクラシック曲を知ってもらいたいという気持ちが非常に強いのが
伺えます。それは、ミュージカルでは顕著だけど、この選曲でクラシックへの想いも強い
のが良く分かりました。
ところで、「melodia」発売の時にも書いたけど、あやひーの声質はモーツァルトに合って
いると思います。「恋とはどんなものかしら」は是非、聴いてみたいなぁ。


この雑誌には、あやひーの大好きな合唱曲ネタが多いので喜んでいるでしょうね。