東京名物の菓子はあるのか?

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


これが案外思い付きません。
「雷おこし」では地味だし、「東京ばな奈」は新しすぎて伝統がない。
伝統から言えば「虎屋の羊羹」かも知れませんが、高いヤツだと1本5,000円以上するし
一般的と言えるか、やや疑問な気がします。
羊羹の基本的な材料は、小豆と砂糖、寒天だと思いますが、何故にそんな値段なのかな。


ところで、もう少し狭い分野で、例えば「謝罪用」と言えばいい物件がありますよ、奥さん!
それが、「切腹最中」です。

名前の由来は、これを製造販売しているお店が、田村右京太夫の屋敷跡にあるからです。
この屋敷で、忠臣蔵の原因となった、浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が切腹しています。
東京で「謝罪用」に、これを持って行くのは結構知られた話だと思います。
私の周囲でも、何回か聞いています。
「お詫びの印に切腹します。いえ、私じゃなくてこの最中ですが、てへっ」みたいな感じ。
まぁ、相手もシャレの分かる人じゃないと逆効果なので、その辺はよく考えてね(笑)。
見た目は、内臓が、いや餡がはみ出していて若干グロいですが美味しいですよ。
羊羹と同じような材料ですが、1個200円とお手頃です。


このお店には、「景気上昇最中」なんて妙な製品もあります。