戸松遥さんが、NHK-FM(&ラジオ第一)ふるさとインタビューに出演。

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


4/21(木)の回でした。ハルカレンダーによれば
戸松遥という人間が今に至るまで、ふるさとでどんな風に育ち、どんな人たちとの
 出会いやご縁があったのか、普段ではなかなか話したことのない25年間の今までに
 ついてお話しさせていただいております☆」という事でした。


アナウンサーがハルカスを紹介の後、いきなりキャラ声を実演させる。
妖怪ウォッチ」「ハピネスチャージプリキュア!」「ソードアート・オンライン
そして最後は、NHK大河ドラマ『花燃ゆ』公式PRキャラクター「もゆるん」
流石、国家権力。やりたい放題です。しかも、ちゃっかり自局のPRまでさせてます。


−どうやって演じ分けているんですか?
ハルカス「男の子と女の子の違いもありますし、演じるテンポ、呼吸が違うので、声を
変えようというより、役の性格を見て自然に声色が変わっていくイメージですね」
−声を作るのではなく、役のイメージが先にある訳ですね
ハルカス「そうですね、原作があったりキャラクターの説明があると、キャラクター
デザインを見て、ビジュアルから入ったりもするんですけど。声から作るより性格を
見て自然に声が付いてくるイメージが強いですね」
そんな簡単(?)にお芝居出来たら、さぞかし楽しいと思います。
−声優として歌もお芝居も活躍中、最近はお忙しいんじゃないですか?
ハルカス「でも、適度に息抜きもしつつなので、いいバランスで生活してますね。
今は比較的ノンビリしている時期かも知れませんね」
余裕だな、おい。


ここから、ふるさとに関する質問へ。
ハルカス「住んでる時は、比較的都会だと思っていたんですが(笑)」
名古屋市にほど近いということで
ハルカス「それなりに店や施設もあって、住む分には何不自由なく育ったんですが、
よくよく考えてみれば、コンビニまで徒歩15分だったりとか(笑)」
−なるほど
ハルカス「一歩入ると、田んぼだらけだったり、ほど良いバランス感のある故郷だった
なと思います」
まぁ、東京から見ればね。
−小さい頃は、どんなお子さんだったんですか?
ハルカス「小さい頃は、本当に男の子みたいな女の子で、お絵かきしたり縄跳びする
よりは、鬼ごっこしたり公園で泥だらけになって遊んだり、水風船を投げ合ったり、
そんな事ばっかりしていましたね(笑)」
−かなりヤンチャな子だったんですね
ハルカス「ヤンチャでしたね。常にどこかケガしているような子でした(笑)」
−そんなアウトドア派だった子が、いつ頃からお芝居に興味を持つようになったんですか
ハルカス「そうですね、元々将来役者関係のお仕事に就こうと思っていた訳ではなくて。
小さい頃から幼なじみ達とやる遊びに「劇」という名前を付けていたんですけど(笑)」
−ええ
ハルカス「幼なじみ達と「劇」を作るという遊びにハマッていて、3〜4年ぐらいその遊び
で過ごしていました。お芝居やる事は、多分小さい頃から本能的に好きだと思うんです
けど、芽生えたのは中学3年くらいから」
−「劇」というのは、どういう事をする訳ですか
ハルカス「チームを二つに分けて、チームで脚本から配役から全て自分達で考えて、女の
子が多かったので男役も全員でやって、色々な劇をやってましたね(笑)」
最終的には、全員の親に判定してもらうそうです。
ホラー、サスペンス、コメディーとかやったそうです。
「劇」のレベルはともかく、スタニスラフスキーが、子供の頃にやっていた家庭演劇みた
いですなぁ。ちょっと、いや、かなり驚きました。


−声優の仕事を意識し始めたのは、いつ頃ですか?
ハルカス「私、ジブリ作品が好きなんですけど、小学校3〜4年ぐらいからハマり始め、毎日
観ていたんですが、「私もこの世界に入り込みたい」と徐々に思い始めて、中学に入って
から声優さんという仕事がある事を認識し始めて、やってみたいなぁ、と思うようになり
ましたね」
千と千尋の神隠し』が大好きという話から
ハルカス「当時、私も千尋と同じぐらいの歳で、千尋と重ね合わせて作品を観ていました。
千尋の成長を応援しながら、「こんな世界がどこかにあるかも知れない」というワクワク
感の中で、神隠しに合いたいと思うぐらいでした(笑)」
−この作品をどのくらい観てましたか?
ハルカス「暇さえあれば観てた気がするんですけど(笑)。セリフをほとんど覚えちゃって、
次に出てくるセリフをフライングで言っちゃうぐらい、好きでしたね」
子供の集中力には驚く事も多いけど、何しろセリフが多い作品ですからね。
この作品の物マネを中学校でやって、友人に「遥は普通の仕事に向いてない」と言われた
というのは既出なので省略。その頃、母親がミューレのオーディションを勧めたという話。
ふるさとについて、家族は「いつ帰って来てもいいからね」と言ってるそうです。
どういう意味なんだ(笑)。
ハルカスにとって、リラックス出来る場所というのが良く伝わって来ました。


流石に、中学校講堂の天井ぶち破り事件には触れなかったな(笑)。