高垣彩陽さん出演のミュージカル『SMOKE』を観ました。(2018-10-04)

会場 浅草九劇 開場18:30 開演19:00
あやひー出演回の初日です。と言うより全体の初回になります。


研修を抜け出すのに手間取り、浅草に着いたのが開演10分前。ナビによると徒歩
12分なので、必死にタクシーを探す。土地勘も無いしね。
何とかタクシーを見つけましたが、運転手(初老の方)が九劇を知らず(汗)。
メモしてあった住所を教えてナビに入れてもらう。
遠回りしながら、何とか到着。開演2分前ぐらいです。
運転手に「ここですか、勉強になりました」とかノンビリ言われるが、こっちは
それどころでなく、慌てて劇場に駆け込む。


係の人に案内されましたが狭いので、「前の人に付いていって下さい」だけでした。
それでも何とか着席。
劇場は、中央がステージですが客席より低い位置です。
東西南北に、各20〜25人のブロックがあり、階段状の列配置です。
それにしても、ステージと客席が異常に近いです。
着席する時に、思わず「近っ!」と呟いてしまいました。
因みにあやひーは、稽古で50回くらい「近っ!!!」と言ったようです(笑)。


私はブロックの最前列だったし、小道具のベッドに触れるような位置。
「まさか、こんな近い位置であやひーのベッドシーンが・・・」と一瞬思いましたが
開演ギリギリで飛び込んだので、呼吸を整え、出そうな鼻血を押さえ、必死に紳士
を装いました(笑)。


開演。
ほぼ予備知識無しで観劇しました。
夭逝した天才詩人イ・サン(李箱)の連作詩「烏瞰図(うかんず)第15号」をベース
にした、男2人女1人の物語という事は「あやひごろ」からの知識です。
今回の配役は
超(チョ):木暮真一郎(Wキャスト)
海(ヘ):大山真志(シングルキャスト)
紅(ホン):高垣彩陽(Wキャスト)


面白かったですよ。
中々ミステリアスな展開で、最初は「身代金目当ての令嬢誘拐」と見せかけて、
次には、あるいは「恋愛三角関係」かと思わせ、そういう事か!という流れです。
芸術家の内面に焦点を当てていますが、権力との関係もあり重い内容でもあります。
内容についての詳細は、まだ書きません。そのうち書きますが(笑)。


役者さんの歌・演技は良かったです。
あやひーも、最初は令嬢風、そして良い人風、悪女風、聖女風というように、その
場の状況で表情が色々と変わります。これは、いつ見ても凄いなぁ。
池田有希子さんのお芝居も観たくなりました。


やっぱり、あやひーはベッドに横たわりました。
ベッドシーンは無かったですが(笑)。
気を失っているシーンなので、20cm先に横たわるあやひーをガン見しました。
横向きで表情は見えませんが、静かな呼吸によって軽く上下するお腹。
これを拝見するだけでも観る価値がありました。
この日、来れて良かった〜。あと4回観る予定ですが、今回がベスト席です。


バタバタしたので、パンフレットも買えず・・・。