才能ある人達は努力の方法も似る。

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
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高垣彩陽さんの「あしたも晴レルヤ」(2018-10-24)#420での発言に注目しました。
Memoria×MelodiaⅡ」で披露したタップダンスについて、コンサートのリハーサル
と『SMOKE』の稽古が被ってた時期だったので
「何であたし、タップやりたいって言っちゃったんだろう」と何回も後悔したそう
です。でも、立派にやり遂げましたよね。


そして、「でも、結果、楽をしないで良かったなというか。いつも、ちょっと大変
な方をチョイスしようとは思ってるんですけど」
サラッと言ってるけど、「いつも、ちょっと大変な方をチョイスする」って簡単じゃ
ないと思います。自分に置き換えてみれば自明でしょう。


3年ぐらい前に仕事関連の資格を取った事があります。
仕事の時間外に、勉強のために自分の時間を使わなければなりません。
参考書はコピーして使ったので、実質的にゼロでしたが。
これも一見、「ちょっと大変な方をチョイスする」でしたが、資格を取ると報奨金が
出るというエサがありました(笑)。
これがなければ、誰がやるもんですか。


あやひーの場合は、大変な方を選んでどんなメリットがあるのか、語ってはいない
のですが、今までの言動からは「表現者としてプラスになる」というのが常識的な
解釈でしょうか。直接的に、すぐのご利益は期待できないでしょう。


さて先日、コミック「将棋の渡辺くん」第3巻(講談社・2018年3月9日第1刷発行)を
読み返していたら、驚きの箇所がありました。


因みに、この漫画は渡辺明棋王(34)の奥さんが描いています。
将棋界のトップ棋士の一人である渡辺棋王の衝撃の日常(ぬいぐるみと対話するとか)
をほぼ100%の真実度で描写しています。


この中で「才能と努力」に関する渡辺棋王の見解が興味深いのです。
渡辺棋王は「才能7割、努力3割」という考えなのですが、将棋が強くなるための条件を
挙げています。


ラクな方に逃げない」って「大変な方を選ぶ」と同じだよね!
ラクな方に逃げない」は、すぐには結果が出なくても、長期的には自分の仕事に
役立つという意味でしょうから、あやひーの姿勢と共通のものがあります。
そういう努力を常に続けるって、どう考えても尋常とは思えません。
やっぱり、天才達は違うなぁ。


私の人生は・・・楽な方をチョイスばかりだった・・・ような気がする(笑)。