｢B.L.T. VOICE GIRLS｣Vol.2
2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.paslog.jp/
声優・アーティストのロンググラビア+インタビューマガジンらしいです。
スフィアが表紙と24ページもの写真とインタビューがあります。
4thシングル「REALOVE:REALIFE」について。
豊崎愛生「まさに黒スフィアです(笑)」
戸松遥「"いつかはガールズロック的な曲をやってみたいね"という意見が
あって、その念願が叶ったという感じですね」
高垣彩陽「ホントに今までの雰囲気とは違うよね。白から始まったスフィア
がちょうど1年後に優雅な黒になったという感じで(笑)」
寿美菜子「全体的にカッコよくもあり、かわいらしさもあるという感じだ
と思います。私は、録音している時はライブをすごく意識しました」
カップリングの「手のひらに夢」について。
豊崎愛生「桜をイメージするようなかわいらしい歌です」
寿美菜子「そう、桜って感じ！ちょうど私も高校の卒業があったというのも
あって、歌詞と自分がすごくリンクしてましたね」
高垣彩陽「何かをスタートするのにぴったりな曲です。作詞のrinoさんの
言葉の力もあると思うんですけど」
戸松遥「情景が目に浮かぶ歌詞なんだよね。きっと私の知らない町のことが
描かれているんですけど、それがすごく想像できるんです。だから、歌う時
はすんなり入っていけました」
rinoさんの歌詞は素晴らしいと思います。
今後ライブでやってみたい事について。
高垣彩陽「生バンドと共演！」
戸松遥「あー、それはやりたい！絶対盛り上がると思う」
豊崎愛生「私はマジックショーかな〜。はるちゃんがいきなり箱に入って
消えたりするの」
豊崎さん、色々な事が出来るユニットでありたいそうです。
戸松遥「花道を使って何か演出がしたいですね。派手な衣装で歩くとか」
寿美菜子「私もそういうファッションショーみたいなことをやってみたい
って思ってた！」
注目は4人の個人インタビューのページです。
声優としての演技について語っている部分も多く、非常に興味深かった
です。まぁ、当サイトでは基本的に戸松遥さん中心なんですが(笑)。
声優は、顔出しの役者より表現力が必要なのでは？
戸松遥「入ってからそのことに気づいていった感じで。でも、不思議と
始めた頃の方がうまかった部分もあるんです。昔は、普通に台本を全部
覚えていて、相手のセリフをちゃんと聴きながら演技してたんですよね」
以前は、台本を見ないで演技していたようです。
戸松遥「もちろん、身につけてきた技術も大事だから、昔の野生的なお芝
居と今まで身につけたものの両方を持ってやっていきたいと思います」
ターニングポイントになった作品は？
戸松遥「うーん、やっぱり『かんなぎ』かな。あれだけの役をいただいて
歌も歌ったので、一番戸松遥として大きく関わらせていただいた作品だか
ら」
人間味が溢れている時と、神様の時の難しさ。
戸松遥「人間っぽい時は、ノリ重視で率直にできたんですけど、最後の
シリアスな回は神様の顔なので、珍しく悩みましたね。アフレコまでの
一週間、ずっと役のことを考えてたのは初めてでした」
そして
戸松遥「はじめはちゃんと演技を固めていこうと思ってたんですけど、
一週間いろいろと考えて、最終的にテンションだけを作ろうと決めました。
こういうシーンって、段取りで考えるものではなくって、実際の現場の
空気で自然と出てくるのがいいと思ったので」
アフレコ現場の空気が大切という話です。
役作りの仕方について。
戸松遥「私はキャラクターに自分が寄っていくタイプですね。役によって
は、絵を見ただけでキャラから喋り方まで全て想像できる子もいるんです
けど、逆に分かんないと全然ダメで。原作を読んでも分からない子って
いるんです。まだまだ想像力がないし、知らないことだらけだなって思い
ますね」
結構、その場の感性で演技する方？
戸松遥「私はそうですね。台本を読み込んであまり作りこんじゃうと、いざ
ディレクターさんに指示された時に固まっちゃうので。ゆとりを持つってい
うか、"部屋を1つ空けて"現場に入る感覚かな」
なるほど、そういう事ですか。非常に面白い表現です。
歌については「私は芝居と同じ感覚なので」と最近の答え方に一致して
います。
水着写真については「グラビアっぽくはしたくなかった」「何も考えずに
お喋りしながら撮っていただいた感じですね」との事です。
20歳になった今年、やりたいことは？
戸松遥「舞台ですね。大変な分やりがいもあると思うんですよ。なにより
いつも、収録のお仕事をしているので、ナマの舞台にはまだ知らないこと
がたくさんあるはずです。なので、ぜひ挑戦してみたいですね」
実現しそうな感じなので、ホントに期待しています。
戸松遥さんの演技に関する話は、実に興味深いものがあります。
