チェロ弦の交換

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
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先日、チェロのメンテナンスと弓の毛替えは終わりました。
残っていたのは弦の交換です。
これも1年ぐらい換えていないので、交換したのです。


もちろん自分で交換しますが、ちょっと注意が必要です。
弦はスチール製ですが、一番細い線は案外切れやすいのです。
前に一番細い線(A線)を切った事があります。ちょっとショックでした。
強く張りすぎたために、線が接触するネック部分との摩擦によるものだと
思います。接触する部分に鉛筆の芯でグリグリしておくと良いみたい。


以前、取り付け中に線(A線)を切った時は、精神的にも痛いけど経済的に
も痛かったです(笑)。1本何千円もするのですよ。
ドキドキしながらも、慎重に1本ずつ交換していきます。
ペグ(糸巻き)は普段あまり触らないので、固くて苦労します。
1本交換のたびにその線の調弦、つまり音程を合わせます。
4本の交換無事終了。ここで再び調弦します。
さきほど交換した分が、ペグがゆるんだりして狂っている事があります。
交換で疲れたので、練習は軽くやって終了。おい。


さて、弦はヤーガー(A,D線)とスピロコア(G,C線)です。
ヤーガーとかスピロコアとは、メーカーの名前です。
一般的な組み合わせだと思います。4本で約15000円ぐらいです。
チェロを買った時に、これが付いていたのです。
だから、この組み合わせを踏襲している訳です。
同じ組み合わせでないと、自分の上達度も何だかチェックしにくいと思い
ます。


チェロブログとか読んでいると、やたらと弦を換えて音色のチェックを
している人もいますが、よく理解出来ません。
それも楽しみの一つだとは思うのですが。
ある程度まで上達したら、弦の違いによる音色の差異についても考えたい
と思います。
問題は、そんな日が来るかどうかですが(笑)。


戸松遥さんもベースの弦は交換しているんでしょうね。弦仲間(笑)。