サウンドバイブルの謎

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.paslog.jp/


「波動スピーカーの謎」(2010年06月08日)で注目した波動スピーカーの
資料を送ってもらいました。
正式には「M's Sound Bible」(エムズ サウンド バイブル)です。
75Pの冊子です。エムズシステムというのは波動スピーカーのメーカー
です。


さて、冊子の内容ですが、期待したスピーカーの構造・原理については、
あまり記述がありません。
スピーカーユニットを背中合わせに設置して、サウンドホールを開けてる
のに良い音が出るのは「音響工学的に矛盾している」との説明です。
では、その点をどんな技術で解決しているかなんですが、
「それを説明しても、もしかしたら24時間かかるかもしれませんし3ヶ月
かかるかもしれない。そして説明し終えた後にお客様が「なるほど!」と
言って納得し購入してくださるどうかは、また別問題ですよね」


どうやら、説明する気は全くないようです(笑)。
全体のトーンとしては「良い音が出るんだから、理屈なんてどうでもいい
じゃないですか」という事ですね。
あとは、若干トンデモ系というか、スピリチュアル系の言葉がありますが
それは本筋ではないので、追求はしません(笑)。
大手がマネしても同じ物は出来ないと言ってますが、自作している人達は
それなりの音が出ているようですね。


ただ、自作している人達は、本物とどう比較しているのかが不明です。
高くて買えないから自作しちゃおう、というのが動機としては多いみたい
ですからね。
自作ならば「良い音が出ているからOK」で通りますが、商品として高い
値段で売っているのに原理を説明出来てないというのは不安です。


次は試聴してみたいですね。
戸松遥さんとかスフィア、バッハで試したいと思います。
戸松さんが近くで歌っているような臨場感があったらどうしょう・・・。
買いたくなったらどうしょう・・・。
そうなったら、まず自作を考えようかな。高くて買えないし。
エムズシステムの社長M氏が「波動スピーカーは楽器です」と言っている
のを見て閃いた事があります。
楽器ならば、チェロやバイオリンの構造から考えて思いつく事があるの
ですよ。まだ、アイデアの段階なので秘密です。


いいのか、波動スピーカーに深入りして(笑)。