「ゲゲゲの女房」が面白い

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.paslog.jp/


漫画家・水木しげる先生の奥さんの原作を朝ドラ化。
NHKの朝ドラって、大雑把に言えばヒロインの安っぽい自分探しが多くて
しっかり者のお母さんに、ダメな父親が定番です。ワンパターンです。


今回は実在の人物なので、リアリティがあります。
水木しげる先生の奥さんは、ひたすら内助の功に徹する人でヒロインとし
ては目立たない存在です。
でも、水木しげる先生の成功はこの奥さんがいればこそ、というのはよく
分かります。案外、水木先生より肝っ玉が据わってる所もあります。


私は、1週間分まとめて土曜に観る事が多いです。
ドラマは結婚してから延々と貧乏暮らし。電気を止められたりしてます。
貸本漫画の原稿料は安いし、踏み倒されるし。
今では飄々としたイメージの水木先生も、若い頃は結構怒ってました(笑)。
やっと、週刊誌や月刊誌への掲載が始まり、賞も取って世間から認知され
ていく所まで来ました。更にプロダクション設立、テレビ放映と怒涛の
反転攻勢です。


これでもか、これでもかと貧乏生活を描いてきたので上昇に転じる展開は
カタルシスがあるなぁ。
水木しげる先生、43歳からの大逆襲です。
俳優が若すぎて、43歳には見えないのが難点ですが(笑)。


戸松遥さんとかスフィアの皆さんは観てないだろうなぁ。