フリクションボールペンの謎

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.paslog.jp/


以前、戸松遥さんもハルカレンダーで推薦していたのが、フリクション
ボールペンです。インクを消せる便利なボールペンです。
私は特に必要性を感じないのですが、書き直しの多い人には便利ですね。


最近のニュースによると、今まではインクの性質上キャップ式しか出来な
かったのですが、遂に要望の多かったノック式が発売されたそうです。
通常のインクよりも乾きやすいので、ノック式は困難だったのですが、日本
の技術者の不断の努力によって解決したのです。
まさに、「シブすぎ技術に男泣き!」ですよ。
まぁ、便利は便利ですが「ある条件で消えるインク」なので耐久性の面で
は過大な期待はしない方がいいと思います。
スケジュール帳とか授業とか、普通に使う分には大丈夫でしょう。


ところで、最近ちょっと気になる事を聞きました。
役所に提出される書類に、自己署名欄が空白の物が時々あるそうなのです。
それも、学生とか若い人の出す書類がほとんどだと言うのです。
そして、自己署名欄をよく見ると文字を書いた凹みがあると言います。
これは何を意味しているのか?
担当者によると、こういう人達はフリクションボールペンを使っているの
ではないか、と言う推理です。書いた字が消えてしまったと言う訳です。
若い人は、フリクションボールペンを使いそうです。
戸松遥さんだって使っているし、面白いし便利ですからね。


郵送の途中で、字が消えるのはあり得るのか。
実は、フリクションボールペンのインクは「60℃で消える」のです。
怪しいのは、郵便番号読み取り装置です。
モーターを使っているし、機械の内部が高熱になりそうだからです。
駅の磁気キップも読み取り装置に投入すると、1m先から出て来た時は、
かなり熱くなっていて驚きます。
それより規模の大きい機械ですから、可能性が強いと思います。
トラブルになる可能性があるので、フリクションボールペンは、ちゃんと
した書類には使わない方がいいでしょうね。


封筒の内部が、そんなに熱くなるんだったら生モノは送れないなぁ(笑)。