いしかわじゅん氏について

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.paslog.jp/


昨日の続きです。
いしかわじゅんを知ったのは、「BSマンガ夜話」の第1回目の放送でした。
最初の印象は「何てエラソーな男なんだ」でしたよ(笑)。
私の大好きな高橋留美子さんに対して「古い絵柄の新人が出て来たなぁ、
と思ったよ」みたいな発言が。しかもセクハラまで(笑)。
漫画家だけどヒットもない人が同業者の作品をどう評価出来るのか、と言
う疑問もありました。


駄菓子菓子、いしかわじゅんの辛口かつ愛のあるコメントは実に的確です。
こういう風に、論理的に評論出来る漫画家はいないでしょう。
実作にのめり込むのと、客観的に評価するのを両立するのは困難です。
それが出来る稀有の人だと思います。文章も上手いです。
言い忘れましたが、いしかわじゅんはギャグ漫画家です。
有名なのは「週刊アスキー」の連載だったパソコン・エッセイ「だってサル
なんだもん」かな。18年間続いたそうです。
いしかわじゅんを知ってから、彼の作品をいくつか読んだりしましたが
面白いです。「頭で考えたギャグ」ですが独特の雰囲気があります。
大ヒットはないけれど、固定ファンは多いタイプじゃないかな。
最近は、文章の仕事が多いみたいなのが残念です。
BSマンガ夜話」は、いしかわじゅんがいなければ成立しない番組だったと
思います。過去形かよ(笑)。


漫画では「薔薇の木に薔薇の花咲く」とか「約束の地・憂国」が入手しやすい
かな。漫画評論では「漫画の時間」「漫画ノート」。
忘れていけない実録裁判エッセイ「鉄槌!」。これは傑作です。
これは個人的な理由からも好きです。その件については、そのうち・・・。


さて、私は戸松遥さんのソロイベントに当選しました。
何だか競争率が高かったみたいで、率直に喜んでいます。
しかし、問題は今回もイープラスだよ。絶対に席は・・期待出来ないなぁ。
武道館ライブのアンケートでも、この件は指摘しておきましたけどね。
そうしたら、何といしかわじゅんのHPでも発見しました。
落語を聴きに行った時の話ですが
  ・
 それにしても、今日の切符は最低だ。
 この広いホールの二階席の、後ろから二列目の席だ。
 もう表情なんか見えない。
 声はマイク頼り。
 これ確か、イープラスのプレオーダーで取ったんじゃなかったかな。
 まあ切符が取れただけでもよかったか、と思ったら、
 入り口では当日券を普通に売っていた。
 入ったら、客席には大量に空席があった。
 だったらもっといい席と替えてくれよ。
 なんの為の予約なんだかなあ。
 イープラスって、会員用のプレオーダーで取っても、
 びっくりするほど酷い席のことがままある。
 なんのための会員枠なんだかなあ。
 もう会員やめようかな。
  ・
やっぱりです。私の武道館ライブと全く同じだ。イープラスは先行でどう
いう席を割り当てているのか公開する義務があるんじゃないのか、こんな
に悪評が立っている以上は。ちゃんと説明してもらいたいですよ。


と言う訳で、嬉しいけれど油断は出来ない今日この頃です。