ボイスニュータイプ№039(2010-12-09)

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.paslog.jp/


豊崎愛生さんと戸松遥さんのインタビューがあります。


豊崎愛生さんでカラー4ページ。
ソロシングルについて。
豊崎愛生「ソロのお話を頂く時は、自分のやりたいテイストの曲のコンピ
CDを作って、プロデューサーさんにお渡ししているんです」
へぇ〜、それは面白いです。
「Dill」について。
豊崎愛生「私は普段声優だから、歌い上げる感じよりは、言葉をぽんぽん
置いていくみたいな歌や曲にしたいと思っていたので、(原田)郁子さんの
ボーカルにはすごく憧れていたんですよ」
確かに歌い上げるような曲は、他の人に任せた方がいいかも。
豊崎愛生「ソロ活動では、本当に好きな事しかしていなくて、すごく恵まれ
ているな、って思ってます」
その事はずっと思っていました。スフィアの他のメンバーの様な深夜アニメ
タイアップ曲はなく、豊崎さんの希望が100%通っている感じですからね。


個性について。
豊崎愛生「どうやら結構頑固みたいです(笑)。好きな物へのこだわりが偏
っているので、知らない音楽は無数にあるし、でも変にマニアックな所は
あったりして」
普通、豊崎さんの年代では誰も知らないようなグループや音楽知ってます
よね。誰の影響なんでしょうか、やっぱり父親かなぁ。
豊崎愛生「私は歌が決して得意でないんですけど、でも好きな事を今やら
せてもらっているのには自信を持ちたいし、「私はこれが好きなんです」っ
て気持ちには何も間違いがないから、そこは疑わず、のんびり歌ってます」
この強固な信念。それがオンリーワンの世界を作っている元なのかな。
今後ソロでやりたい事について。
豊崎愛生「ソロでやるなら、アコースティックギターかな。自分では、結構
激しいロックが好きで聴いたりするんですけどね。来年、スフィアのメン
バーがソロライブやるんですけど、私なら座って聴けるような、ねむーい、
ゆるーいライブをやってみたいな」
それは、是非お願いしたいです(笑)。選曲が楽しみです。


戸松遥さんでカラー2ページ。
今年を振り返って。
戸松遥「一言で表わすなら「輪」ですね。元々スフィアには「調和」って
意味も含まれているんですが、それを今年一年ですごく広げられたと思い
ます。本当にたくさんの経験をさせて頂いたし、ソロも合わせると、常に
CDを出していたなー、という感じです。20歳の誕生日にアルバムを出させ
て頂いたのも、すごく大きな事でした」
2月は戸松り、でしたしスフィアで唯一人の学生で兼業は凄い事です。
パワーの源について。
戸松遥「ステージに立つと、アドレナリンが出て、感覚が麻痺するんです
よ。以前、スフィアのライブの朝に、駅の階段から思い切り落ちて、足を
ねんざした事があったんです。でも本番になったらすっかり忘れて、また
終わった後に「痛い〜」となって(笑)。ライブって皆で作り上げていく物
だし、私があんなにも楽しめる空間を作ってくれているのは、間違いなく
お客さんだと思います」
やっぱり、という感じです。ライブで「産巣日の時」をやるのは難しいかなぁ。


自分の色について。
戸松遥「あれもやりたい、これもやりたいってタイプなので、良い意味で
「つかめない」戸松遥でいられたらいいなって思います。本当に今しか
挑戦出来ない事って一杯あると思うので、何でも挑戦してみたいですね」
この前向きさも魅力だけど、たまには立ち止まって下さい、って母親か(笑)。
普段聴く音楽について。
戸松遥阿部真央ちゃんは同い年なので、勝手に親近感を持ってます。私
は歌に関しては受身で、頂いた世界観に対して、自分から合わせていく
タイプなので、すごく対照的ですよね」
自分の思いを表現すると言うより、作品の世界観の中で演じているのだと
思います。そう言う発言もありますしね。
それにしても、ハルカスの曲のバラエティの豊富さには驚かされます。
2011年の目標について。
戸松遥「大人の女性としての「包容力」を付けたい!最近、「大人っぽく
なったね」って言われるのが嬉しいんですよ。喋ると変わってないんです
けどね(笑)。後はTシャツを畳むのがマイブームです。アイロン掛けも
上手くなりたいなぁ(笑)」
何を言い出すかと思ったら、今度は「包容力」かよ(笑)。楽しい人です。


何だか対照的な二人のインタビューで、とても面白かったです。