東日本大震災

あきまつり(2011-03-12)に、被災者を心配する豊崎さんです。
あまりに理不尽な出来事に、心が痛みます。知人が仙台にいるのですが
連絡が取れません。場所的には大丈夫だと思うのですが・・・。


あやひごろ(2011-03-12)に、被災者を気遣う高垣さんです。
本当に、言葉が出てきません。
私に出来る事を考え、少しでもやりたいと思います。
ラピュタが例によって、色々トラブル。


20111年3月11日(金)は、記録にも記憶にも残る日になってしまいました。
午後2時46分に、三陸沖を始め数箇所で起きた地震は、全国に未曾有の被害
をもたらしました。マグニチュード8.8は観測史上最大だそうです。
まさか、日本全国を津波が襲う事態になるとは・・・。
戸松遥さんやスフィアの皆さんは、無事の報告があり一安心ですが、無事
に家に帰れたのでしょうか。
電車は全て止まり、公共交通機関はバスだけの状態でしたからね。


どんどん増える死者・行方不明者の数を見ていると憂鬱になります。
一人でも多くの人が助かりますように。生きてさえいれば、何とかなるさ。
津波の映像や、燃える自動車、横転している電車。
何だか、特撮を見ているようで、とても現実の光景とは思えません。
阪神大震災や、9.11テロの時にも同じような事を感じました。
しかし、人々の表情を見ると現実なんだな、と我に返ります。
30年以内に関東圏で起こると言われている大地震
そうなったら、どれだけの被害が出るのか。考えただけでも恐ろしい。


人間は、自然の力の前では赤ん坊みたいだ、という無力感。
全知全能の神様が本当にいたら、こんな事態が起こる訳はありません。
もし、神様が存在するなら、余程根性が曲がっているに違いない・・・。
それは、もはや神とは呼べないでしょう。
高垣彩陽さんは、以前に「あやひごろ」で「誰にとっても確かな明日など
ないのです」と書いていましたが、本当に今回は痛感しました。
一日一日を悔いのないように、一生懸命に生きるしかないのです。


さて、地震当日の私ですが。
事務所の2階で、椅子に座って仕事をしていました。
揺れが徐々に大きくなって来たので、震源地は遠いと判断しました。
しかし、いつもなら収まる程度の時間が経過しても収まりません。
それどころか、揺れはさらに激しくなって来ました。
「これは、いつもと違う」と嫌な感じでした。
私が経験した最大の地震となりました。
家族は無事か、とか自分の部屋の本棚は無事か、とかスフィアの皆さんは
無事か、とか色々な思いが交錯しました。
もう、仕事どころではなく、家族と連絡を取ろうと必死でした。
1時間ぐらいして、家族の無事が確認出来て一安心です。
ただ「部屋が大変な事になってる」との連絡が。本棚が倒れたらヤバイ。
交通機関は電車が全て止まったので、バスか徒歩です。
結果的には、バスを乗り継いで無事に帰宅出来ました。


心配した部屋も、本棚から一部の本が落下した程度でした。
チェロは、ケースに入れてましたが、予想通り倒れていました。無事です。
実は、私の部屋は地震前日に修繕していました。
以前に天井の照明が壊れて交換しました。新しい照明器具が重いのと、取
り付けが下手だったせいで、天井が歪んで壊れそうになっていました。
別に、シャンデリアを付けた訳でもないのですが(笑)。
今回は、天井の強化と照明器具の取り付けを頼んだのです。
工事の日程は、3月7日に業者から提案されました。
本当は先延ばしにしたかったのです。何しろ部屋の床が一割しか見えない
ほど、乱雑な状態です。いわゆる「汚部屋」です(笑)。
片付ける時間が必要です。でも、待てよと考えました。結局片付けるなら
早い方がいいし、追い詰められないとやらない私の性格からは、先延ばし
しても無意味だと腹をくくりました。
それが、大正解でした。天井を修理してなかったら崩れた可能性が強いの
です。床も八割が見える程度に整頓したので、被害は軽かったです。
高く積み重ねた荷物が崩れた場面は、想像したくありません。
これは、単なる偶然か、あるいは私の危険回避能力の発動なのか(笑)。


もう少し部屋を片付ければ、新しいパソコンを設置出来ます。