テルマエ・ロマエ3

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.paslog.jp/


待望の第3巻が出ました。
テルマエ・ロマエ2(2010年10月21日)でも書いたように、主人公ルシウス
の暗殺危機です。
元老院の連中が、ローマ皇帝の人気を妬み、その陰にいる人気風呂技師の
ルシウスを暗殺しようとします。しかし、回りくどい方法を使ったために
逆にルシウスがまた手柄(?)を立ててしまいます。
まぁ、この件はあっさり終了ですが、そうじゃないと困ります(笑)。


今回面白かったのは、温泉街にタイムスリップしたルシウスかな。
ラーメンと餃子の美味さに驚いて、例によってローマで再現を試みます。
意表を突かれたのが、ラーメンをスープと見立てて麺は再現しなかった点
です。そうだよ、ヨーロッパだとラーメンはスープの範疇ですよね。
みなちゃんには、残念な結果かも(笑)。


もう一つは、趣味の悪い金ピカ風呂を注文されて、これをいかに切り抜け
るかが絶妙です。登場人物が、皆いい人です(笑)。
ルシウスをセンパイと仰ぐ、日本の若い風呂技師も登場。
もう登場しないでしょうが、日本のルシウスになりそうな気配です。


戸松遥さんの「ひとりごと」で、GANTZ(ガンツ)の実写版の話がありました
が、何と「テルマエ・ロマエ」も実写化です。第3巻の帯にも出てます。
「驚天動地の映画化決定!!」とあります。「驚天動地」って自虐ギャグ
と見えない事もありません。
阿部寛と上戸綾です。・・・「テルマエ・ロマエ」に女性はいないよ。
物語の根幹にかかわる女性は登場しません。奥さんも脇役ですし。
オリジナルな話になりそうで、不安なんですけど(笑)。


基本的に、コミックの実写化には反対です。過去の例が大抵酷いので。