原発は間抜けだ

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.paslog.jp/


福島第一原発放射性物質ダダ漏れが止まりません。
東京の東部、足立区、葛飾区あたりでは高い放射能値が観測されています。
無能な政治なんだけど、かつて寺山修二が喝破したように「政治を軽蔑する
人間は、軽蔑に値する政治しか持つことができない」が、何かしらの真理
を持つならば、単に国民のレベルに見合っていると言う事なんでしょう。


東電が最大のスポンサーなので、何も本質を語れないマスコミ。
チェルノブイリでさえ、10日間で放射能の漏れを止めたというのに。
事故から3ヶ月経っても、何もしていないのに等しい東電。
今まで、原発が安全だと言っていた御用学者や評論家、マスコミの人間を
決死隊にして「石棺」を作るしかないよなぁ。
子孫のために、最後のご奉公をしてもらいたいですよ。
10年、20年後に始まる本当の地獄を少しでも防ぐために。


今だって、54基の原発のうち35基が止まっているのに電力は不足していま
せん。電力会社の資料からも、火力・水力で今夏の電力は充分に足りてる
そうです。休んでいる火力や水力もあるし、先日は「実は余剰電力がある」
とスッパ抜かれて東電は大慌て。
相変わらず「原発がないと電力不足」を言うマスコミの存在意味は無いん
じゃないかな。
そして、マスコミはいつも「電力の1/3は原子力」と馬鹿の一つ覚えのよう
に言ってます。これは大嘘です。電気事業連合会の資料では全部稼動して
も29%です。しかも、現在は2/3が運転していません。
今の現実は、どう考えても10%ちょっとでしょう。
算数も出来ないマスコミ(笑)。
どうしても「原発がないと電力不足」を言いたい理由があるんでしょう。
こんなマスコミの原発報道はバイアスがかかっていると考えるのが自然です。


もっと言う人は「今すぐ原発を全廃しても電力不足は起きない」そうです。
まぁ、この人は筋金入りの反原発論者なので若干の割引きは必要かも知れ
ませんが、自然エネルギーに冷たいのが面白いです(笑)。
例えば、風力発電の環境破壊は深刻で日本では羽根がほとんど回っていない
そうです。ほとんどが、補助金目当ての利権の産物とか。
原発って大した事をやっている訳ではなく、お湯を沸かしてタービン回して
いるだけです。それだけのために、人間がコントロール出来ない技術を使う
のは間抜けな話です。
原発利権の無駄を追求すれば、一体どれだけの財源が浮くのか・・・。
それも、元は国民の税金なんだから社会保障へ回せばいいのにね。


そうそう、ちょっと気になる事が。
「一夜にして世界が変わった」(2011年03月20日)に書いたけど、豊崎愛生
さんのブログあきまつり(2011-03-16)での発言を引用しました。
原発の事故を心配している部分です。
「これ以上事態が進む前に
 実家の両親のもとに一旦帰ることが
 正直あたまをよぎりました」
とても、率直な発言だと思います。疎開先のある人は当然考えるよね。
戸松遥さんとか寿美菜子さんも、そう思ったとしても不思議ではありません。
高垣彩陽さんは実家が東京ですが、どう思っているのでしょうか。
「あきまつり」に話を戻すと、何と現在ではこの部分は削除されています。
ご本人が自発的に削除する理由はありません。だって正直な気持ちを書いた
だけなのですから。
だとしたら、ミューレの検閲が入ったと考えるのが普通でしょう。
何で?、そんなに問題発言なんでしょうか。
ブログは、その人の想いが出るからこそ意味があるのです。
ミューレはそこまでやるのか、流石と言うか、やり過ぎと言うか・・・。


ミューレは一体誰に遠慮しているのでしょうか。