サーチュイン遺伝子の謎

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.paslog.jp/


いやはや、驚くべき時代になっているんですね。
先日観たテレビによると、「長寿の遺伝子」が存在するそうです。
普段は不活性の状態ですが、ある方法を使うと活性化して平均寿命100歳
も夢でないとか。


その遺伝子が「サーチュイン遺伝子」と呼ばれるものです。
人類は歴史的には飢餓の状態がほとんどだったので、そういう時にその
遺伝子は働いて、人類の生存のために様々な進化を遂げたそうです。
つまり、老化防止の色々な働きを獲得したのです。
だから、活性化するためには人為的に飢餓状態、つまりカロリー制限など
をしなくてはなりません。
しかも、カロリー制限を続けないと「サーチュイン遺伝子」は働かないの
です。やっぱりね、という感じです。
星新一の短編にこんなのがありました。
ある人が、寝ている間に英語を学習出来る、高価な睡眠学習機を買います。
ところが、いくら経っても英語が上手くなりません。
周りの人に聞くと、寝言を英語で喋っている事が発覚。
「寝ている間に学んだ事は、寝ている間だけ有効」という、星新一らしい
ウィットのある話です。
それと同じで、大抵の人は「少ない食事で我慢」は出来ませんから長寿も
所詮は夢なのかなと。


駄菓子菓子、凄いのはここからです。
何と、「サーチュイン遺伝子」を活性化する物質が発見されたそうです。
発見されたという事は、そういう物質を探す研究があるという事です。
つまり、「楽して長生きする」研究ですよ(笑)。
満腹になるまで食べて、薬を飲んで長生き。
金持ちだけが長生きする世界。何だか、SFでありそうな世界です。
既に、その物質のサプリが発売されていて効果も実証済みだそうです。
紹介されていた物質は、ブドウの果皮などに含まれる「レスベラトロール
です。
日本では「腹八分」の伝統があります。これは「サーチュイン遺伝子」を
結果的には活性化させる訳です。凄いなぁ。
紹介されていたアメリカの例では、「レスベラトロール」を飲んで安心した
人が多量の肉を食べていました。「サーチュイン遺伝子」は活性化しても
別の成人病で早死にすると思います(笑)。アメリカ人ってヤツは・・・。


まぁ、長生きすれば戸松遥さんとかスフィアを長い間観ていられますから
ねぇ。そういう問題かよ(笑)。
と思っていたら、ネットショップから「レスベラトロール」含有サプリの
案内メールが来て驚きました。しかも、安いし。絶対にあのテレビ見てます
よね。流石に商売上手いです。
サーチュイン遺伝子」とか「レスベラトロール」は覚えておいて損のない
言葉だな。メモメモ・・・。


自分の「サーチュイン遺伝子」の状態を、とりあえず知りたいなぁ(笑)。