CUT(2011年12月号)

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.paslog.jp/


カルチャー情報誌と言うか、インターナショナルインタビューマガジン
です。旬の人物へのインタビューが中心の雑誌です。
このブログでも、2011年2月号を取り上げた事がありました。


UN-GO」に関して、豊崎愛生さんへのインタビューがあります。
−まず、最初に脚本を読んだ時は、どう思いましたか?
豊崎愛生「すごく面白かったです。ただ、演じていながらこんな事を言う
のもあれなんですが、因果という役には毎回迷いがあって。なんでこんな
顔するんだろうとか、なんで新十郎に対してこう言うんだろうとか。結局
自分の中で落としきれないまま、早目に現場に行って、水島監督に訊くと
いう事を繰り返しているんですが。毎週ドキドキですね」
へぇ〜、とても正直な言葉だと思います。中々、ここまで言えないよなぁ。


−今回、特に際立った意識があるとすれば、どんな所ですか?
豊崎愛生「うーん、あたしの個人的な印象なんですけど、因果は怖いんです。
(笑)」
−まぁ、底知れない感じはありますけどね。
豊崎愛生「因果って、もはや新十郎にとっても、それこそ私にとっても掴み
きれないキャラクターで。演じておきながら頼りないと思われちゃうとアレ
なんですけど(笑)」
−ははははは。
豊崎愛生「でも、ちゃんと向き合えるように、因果の事を一生懸命考えて
いるんです」
豊崎さんの中で、因果ってどんなヤツなんですか?
豊崎愛生「あのですね・・・パンダの皮を被った大蛇というか(笑)」
音響監督からのヒントとか、因果の質問に答えさせる能力とか、からの比喩。


豊崎さんは、キャラクターに自分の感情を重ねるのが得意だと思います。
豊崎愛生「似ているところをまず探したいです(笑)。因果をやらせて頂ける
事になって、私じゃないとダメな意味を考える事があって。色々と試している
最中なんですけど」
試行錯誤ぶりが伝わって来ます。しかし、こういうオリジナルアニメの場合、
監督からキャラ設定の説明は無いんでしょうか。
今回は、どうもキチンとした説明が無い印象で、それでは声優さんも辛いなぁ。
中々、興味深いインタビューなのは確かです。
戸松遥さん、寿美菜子さん、高垣彩陽さんについてもインタビューの機会が
あれば嬉しいです。


この雑誌のインタビューアーは、よく喋るなぁ(笑)。