高垣彩陽さんの「Memoria×Melodia」(2011-12-18)

高垣彩陽さんのソロコンサートに行って来ました。
東京国際フォーラムホールA 17:00開場 18:00開演。
ここは、キャパ5000なので埋まるか不安でしたが、ほぼ満席でした。
しかし、開場・開演が30分遅れるという事態に。
こんな事は、今まで戸松遥さんやスフィアのライブではありませんでした。
アナウンスによると「機器調整のため」だとか。
しかし、私が係員を問い詰め・・いや、質問したところによると「リハーサル
が押してしまって・・・」との説明。
こっちの方が具体的なので、信用出来そうです。
何故そこまでリハをやるのか、準備が不充分なのか、とやや不安が。


18:30開演。
1. 君がいる場所
2. Be with you
高垣彩陽「皆様、こんばんは。高垣彩陽です!」
(会場、拍手・歓声)
高垣彩陽「本当に本日は皆様、ご来場頂き誠にありがとうございます。
今日は音楽と共に、皆様の思い出に残る夜を作って行きたいと思います」
ちょっと声がハスキーです。あやひー、リハのやり過ぎなんでしょうか。
2曲目の途中から気になってた喉の調子が、最後まで気になりました。


3. 光のフィルメント
4. All around me
4曲目の振り付けが、メチャメチャ可愛いです。
アニソンでは気にならないけど、カバー曲だと中音域が時々微妙に不安定
になる気がします。中音域を一瞬出しにくい感じ。高音部の方が安定して
います。流石にソプラノ歌手です。
4曲目について
高垣彩陽「この曲、歌わせて頂くの初めてなんですよ」
あやひー、水分(ハーブティー)を補給。
フォーラムホールAに縁があるという話をしていました。
5. わたしだけの空
初心に帰れる曲だそうです。
ここで一旦幕が下りました。ここまでは、生バンドでした。


6. Amazing Grace
7. The Rose
セットが教会風に。バックはステンドグラスのイメージ。
生バンドからピアノ+弦楽四重奏です。まさかのチェロ登場で興奮です。
弦楽四重奏は、バイオリン2、ビオラ1、チェロ1の構成です。
高垣彩陽「ここからは、ストリングの皆様が登場しました!」
(会場、拍手・歓声)
あやひーはサプライズと言ってましたが、ヒントはありました。
あやひー、メロディアカルテットと命名
8. たからもの(コンサートバージョン)
気になる中音域も、こういう易しい曲だと全然問題なし。


「Melodia」の話になって
高垣彩陽「私は、中学高校とミュージカル部にいたんですけど、ミュージカル
のステージは、私にとって大事な夢の一つでそれを抱えながら過ごしているん
ですけど、次の歌は強い気持ちのこもった曲です」
9. Defying Gravity
気合の入った歌い方でした。
10. Meteor Light
アニメのED曲、新曲。
11. 月の涙
ゲーム主題歌、新曲。


高垣彩陽「あっという間ですが、そろそろ終わりの時間が近づいてしまいました」
(会場、嘆声)
高垣彩陽「ホントに早いですね。昨夜緊張しすぎて眠れなかったんですよ。こんな
に緊張したの久しぶりで」
そして、このコンサートを待ってくれていた人達にに感謝するあやひー。
高垣彩陽「これから聴いて頂く曲は、別れの曲ではなく旅立ちの曲です」
12. Time To Say Goodbye
弦の響きと相まって、素晴らしい歌声でした。高音の力強さが印象的です。
終わった後、女性の声でまさかの「ブラヴォー!」の掛け声。
クラシックではおなじみの光景ですが、あやひーのコンサートで聞けるとは。
13. Oh Happy Day
この曲では、「Music Rainbow 01」(2011-01-29)の時に同じように観客に歌わ
せる趣向です。今日初めて観客が立ち上がりました(笑)。
歌い終わって、あやひー一旦退場です。


アンコールを求める拍手が続き、そのうち「あやひ〜!」の合唱。
あやひー登場。上だけ会場限定Tシャツに着替えてます。
衣装について触れませんでしたが、基本は同じです(笑)。
時々アクセント付けてますが、着替えなしと言っておきます。
実は、着替えてる場合ではないというのが正解でしょう(謎)。


14. キミが太陽(コンサートバージョン)
弦カルテットをバックに、スフィアナンバーを情感を込めて、ゆっくりと力強く
歌い上げます。全く別の曲になってます。こんないい曲だっけ?(笑)。
この曲の歌詞が、スフィアの関係性を語っているのは周知の事実ですが
出逢って6年のスフィアメンバーについて
高垣彩陽「友人でもあるし、仲間でもあるし、ライバルでもあるし刺激し合って
一緒に進む存在です。この曲は自分達を表しているし、好きな曲なので歌わせて
頂きました」
15. 祈り†(高垣彩陽 come across フェルト・グレイス)
この曲を歌うのは予想していました。


カバーソングを歌うと宣言しました。
16:あんなに一緒だったのに
グッズの話とか、2012年のスフィアツアーライブの話。
フォトブックの話になって「ちょっとセクシーなお写真」って言ってました。
お写真って(笑)。
このコンサートが映像化されるとの発表もありました。楽しみです。
キャラソンを歌うと宣言。
17:dear-dear DREAM(マイサンシャイン meets スフィア)
まさか、キャラソンを歌うとは思わなかったなぁ。
想いのこもった感謝の言葉を述べて、本当の最後の曲へ。
18:You Raise Me Up
高垣彩陽「またお会いしましょう、ありがとうございました!」で終了。


アニソンやキャラソンだといつもの調子、つまり完全なんですが、やっぱり
カバーソングでは時々気になる部分がありました。
「Music Rainbow 01」(2011-01-29)を100点とすると、厳しく言えば80点、
甘く言えば90点の印象でした。
これは、私の「リハやり過ぎ?」→「ハスキーボイス」→「喉の調子がベスト
ではないのか?」という先入観に左右されているのかも知れませんが。
私が、あやひーの歌唱に完璧を求めすぎている可能性もあります。
80点と言っても、他の人なら間違いなく120点のレベル(笑)。
個人的には、80点の出来でも表現力の深さ、凄みは全く変わらないのが凄い
と思いました。
実は「リハやり過ぎ」問題や、衣装替えなしの歌と緊張気味のトーク、ミニ
アルバムの新録音曲で唯一歌わなかった曲の謎、など微妙に気になる問題が
ありました。
そして、その理由を何とコンサート中に発見(?)してしまいました。
だから、あやひーの歌に酔いしれる前にハラハラドキドキしてましたよ。
ちょっとスリリングなコンサートでもあったのです。


実はこのコンサートには、別の意味があったと思います。明日に続く!(笑)。