ソロライブの謎

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.paslog.jp/


さて、豊崎愛生さん、戸松遥さん、高垣彩陽さんが2011年後半に実現した
のが「ソロライブ」でした。
「ツアー」とか「コンサート」とか名前は付いていますが、分かりやすく言え
ば「ソロライブ」です。疑問の余地はありません。
しかし、将来スフィアの皆さんの経歴が語られる時に「初めてのソロライブ
は、いつだったのか」という議論が生じるかも知れません。


問題は2011年1月にあった「Music Rainbow 01」なのです。
スフィアの4人が単独で、中野サンプラザでやった「ソロライブ(仮)」です。
この件に関して初めて語られたのは、スフィア武道館ライブ(2010-11-23)
の中でした。
 戸松遥「実は私、ソロライブやる事に・・・」
 (会場、大歓声)
 寿美菜子「あ、そうだ、私もねソロライブやる事になったんだ」
 (会場、大歓声)
 高垣彩陽「おめでとう、私もやらせてもらってもいいかな〜?」
 (会場、大歓声)
 豊崎愛生「じゃあ、私もやりま〜す」
 (会場、大歓声)
 戸松遥「寸劇は置いといて、マジですこれ」
ハルカス、みなちゃんは「ソロライブ」と言ってます。
しかし、この後のミューレの公式発表では「ワンマンライブイベント」です。
「ワンマンライブ」ならば「ソロライブ」と同じ意味だと思います。
だけど、最後に「イベント」が付くと重点はこちらにあると思えます。


「Music Rainbow 01」について、もう一度検証してみます。
寿美菜子さんの場合は、私が行けなかったので除外しています。
豊崎愛生さん。
キャラソン5曲→「おかえりらじお」のコーナーを公開録音→自分名義の曲を
5曲、自分の作詞・作曲1曲。トータル11曲で1時間30分。
高垣彩陽さん。
キャラソン5曲→コント→自分名義4曲・カバー曲1曲。トータル10曲で1時間
30分。
戸松遥さん。
紙芝居(朗読)→自分名義2曲→キャラソン5曲→スフィア1曲・自分名義4曲
トータル12曲で1時間20分。


キャラソン縛りがあり、トータル曲数も10〜12曲なので時間は短いです。
これを「ソロライブ」と言うには微妙な気がします。
私は今まで、さんざん「ソロライブ」と言ってきたんですけどね(笑)。
構成はスフィアライブとそっくりですが、何より全体の曲数が少ないです。
アニソンの割合が高すぎて、自分の個性を主張出来る曲も少ないです。
こう考えると「ワンマンライブイベント」というネーミングは絶妙です(笑)。
更に「ソロライブ」じゃなかった有力な根拠は「アンコールが無かった」事
なのです。
最初の豊崎愛生さんの時でした。
終わった後、観客はスフィアライブみたいなつもりで「アンコール!」を
始めたんですが、その声をバッサリ断ち切るように「本日の公演は終了しま
した」のアナウンス。
その時は単純に「アンコール無しなのか」ぐらいに思っていました。
だけど「ソロイベント」だと考えると、理解出来ます。
スフィア関連の「イベント」では、アンコールなんてありませんからね。
逆に「ライブ」では必須です。と言うか、予定通りのアンコールで新情報を
発表したりしています(笑)。


因みに、戸松遥さんは自分の「Music Rainbow 01」の前後にハルカレンダー
で「ソロライブ」と書いています。感じたままを書いたんだな(笑)。
豊崎愛生さんは「ソロライブイベント」と書いています。
こちらの方がミューレの「ワンマンライブイベント」に近いです。
一応、会社の見解に沿った名称にしていて、大人の対応です。
今振り返ると、「Music Rainbow 01」は「ソロライブ」の為に経験を重ねる
場だったんだと思います。
ラソンを走るための練習、ハーフマラソンみたいな物でしょうか。
だから、個人的には「Music Rainbow 01」は「ソロライブ」ではなく「ソロ
イベント」だと認識しています。
ミューレの「ワンマンライブイベント」という呼称にも、そんなニュアンス
を感じます。
しかし、ミューレは「ソロライブ」と「ワンマンライブイベント」の区別を
どのように定義しているのでしょうか。全く分かりにくいですよ。


ミューレにおける「ソロライブ」の定義は何なのか?教えて宮本さん!