アニメ「夏色キセキ」#10

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.paslog.jp/


本家・御石様が、親戚・御石様に対抗意識を燃やすの巻(笑)。
4人が八丈島旅行の回顧からのドタバタ、台風接近のニュースから台風関連
の昔話(たった4年前)になります。
幽霊ホテル探検話だけど、4人の記憶が曖昧です。
優香「じゃあ、誰の記憶が正しいかハッキリさせようよ!」
3人「どうやって?」
優香「決まってるじゃない!」
また、コイツだ(笑)。もう、やる事は分かってるぜ。3人も学習しろよ。


本家・御石様登場です。
4年前の事を思い出すように祈る4人。
しばらく反応なし。
しかし、前回の親戚・御石様に対抗するようにものすごい荒業というか、
変化球を繰り出す御石様。
何と、4年前の4人を現在に連れて来てしまいます。
どう考えても、4人の願いと違う事を平然と行う御石様(笑)。
単にボケているのか、自我に目覚めてやりたい事をやっているのか不明です。
まぁ、本当は4年前のチビちゃん達の
「4年後どうなっているんだろう私達」が実現したのが正解でしょうが、それ
にしても4年後に飛ばすのはやり過ぎな御石様。意味が全く違うだろ(笑)。


さて、4人のチビちゃん達は当然のように自分の家へ。
そこで4年後の自分とご対面です。
チビ紗季ちゃんが、現在の紗季とあまりに違いすぎます。
ヌンチャクで足を攻撃して機動力を封殺、防犯スプレーで目潰し。
さらに、急所の頭部への攻撃。容赦ないプロの戦闘員です。怖いよ(笑)。
この4年間に何があったんだ、紗季ちゃん・・・。いや、その戦闘力はどこで?


4年前の行動を再現するチビ4人組。町の変化に気付きません。
紗季「何で気付かないかなぁ、私」
夏海「だってこの町、4年ぐらいじゃほとんど変わらないもの」
つまり、下田市を変化の無い田舎町と言ってます(笑)。
ホテルに幽霊退治に行くチビ4人組、それを尾行監視する現4人組。
話自体は、未来の自分達に助けられる話です。それだけ。
タイムスリップ物としても色々変だけど、それはいいや。
もっと大きな問題は、4年前に誓ったアイドル願望をすっかり忘れていた4人
です。これはストーリーとして致命的な欠陥です。
今までの話の中でも「アイドル、アイドル」言ってるのは優香(CV:戸松遥さん)
だけでした。
その優香も重要なエピソードを忘れているとは、本気度が疑わしいです。
夏海(CV:寿美菜子さん)や紗季(CV:高垣彩陽さん)に至っては、「アイドル」に
全く興味無しだったのに唐突な話です。
優香の下手な歌演技は流石に上手いハルカス(ややこしいけど)。
これを本気で、下手な歌と思っている人がいて驚いたよ(笑)。
かんなぎ」の「ハロー大豆の歌」を思い出しました。


4年前の重要なエピソードを忘れているのは、御石様を使った副作用というか
代償でしょうかね(笑)。
ラストでは、アイドルオーディションの一次を通過というスピード展開。
しかも、開催場所はミューレだな(笑)。
最終話で、4人がどんな国民的アイドルになっていても驚きません。
脚本の手抜きのために、真の主人公が御石様になっています。
「奇跡」連発なのに、肝心の転校阻止も出来ないヘタレ脚本。
転校阻止すれば、話が終わっちゃうので出来ない訳ですが、そこに知恵を絞る
のが脚本じゃないのか?


思い出したけど前回の「八丈島キョン」でギャグやってる場合か(笑)。