りぼん(2012年12月号)

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.paslog.jp/


10月11月号で豊崎愛生さん、寿美菜子さんが登場した「あの声優さんに
会いたい!!」というコーナー。
今月号は高垣彩陽さんなので、来月は戸松遥さんなのでしょう。
聞き手は若い女性らしいですが、相当なあやひーファンと見ました。
代表作として「true tears」「TARI TARI」「みつどもえ」を挙げている
のも的確だし、あやひーについて「あやひーは、役を演じるんじゃなくて
"役を生きたい"というスタンスでお仕事をしてるんです!」と言っている
のも、ブログやインタビューをよくチェックしているのが伺えます。


さて、インタビュー内容についてはほとんど既出だと思いますが、
「演技のコツ」を聞かれた時の回答が凄かったです。
高垣彩陽「キャラクターの人生で、アニメの中で見える部分は限られている
んです。描かれていない小さい頃の経験とか、その子を作り上げている要素
は沢山あると思うので、アニメの中で描かれているセリフや行動から逆に
過去を想像して、その役の人生の見えていない部分を肉付けしていきます。
大人しい子とか元気な子とか、単純な記号でキャラクターを理解してはいけ
ないと思っています」
舞台俳優や映画俳優の方法論としては有効な方法ですが、アニメでここまで
やるとは驚きです。アニメでは底の浅いキャラが多いので、もっと単純に
技術的に何とかなってしまう場合も多いと思います。
やっぱり、あやひーにはミュージカルとか舞台とか身体表現を伴う役を演じ
てもらいたいです。あやひーの方法論が真に生きるのはそこでしょう。
あやひーをアニメの世界だけに留めて置くのは、大きな損失だと思いますよ。
来月号の戸松遥さんは何を語ってくれるのでしょうか。


シンガポール直前までワタワタしていたあやひー。頑張って下さい。