奇跡のソプラノ歌手、エディタ・グルベローヴァ

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.paslog.jp/


戸松遥さんは、ツアーのリハ真っ盛りなんでしょうね。その件は全く心配なし。
高垣彩陽さんは、ミュージカル『ZANNA』の稽古が始まってると思われる今日
この頃です。実はちょっと心配な事があります。
それは、高垣さんのコンディションの作り方です。
まぁ、プロだしステージは初めてではないので、大丈夫だとは思うのですが。
あやひーは「Memoria×Melodia」BDのメイキングの中で「加減が分からない」
と言っています。最終リハーサル場面の発言なので「練習の加減が分からない」
という意味に取るのが普通でしょう。
つまり、練習を過度にやり過ぎる場合もある事を示唆しています。
初のソロコンサートでもあった「Memoria×Melodia」は、あやひーにとって
非常に重要だったので、気合が入っていたのは間違いありません。
その時の出来が100%でない、と思った点はレポートにも書きました。
あやひーにとって念願のミュージカル『ZANNA』も気合が入る要素があり過ぎ
ますからね。練習のやり過ぎが心配です。


そして、去年2月にあった4thシングル「Meteor Light」のミニライブ。
これが素晴らしい歌声で、一緒にいた人も「「Memoria×Melodia」の時より
断然いいです」と言っていたので、私の「Memoria×Melodia」評価も的外れ
ではないと思うのですよ。
そう言えば「Memoria×Melodia」の時期、あやひーは「喉を守るために家では
筆談」と発言しています。考えてみれば、全く普通の状態ならば筆談にする
理由がありません。僅かにしろ、若干の不調を感じたからこその筆談でしょう。


あやひーは以前、「喉に良い事は全てやってみる」みたいな事を言っていました。
それはいいんですが、その方法が有効なのか、ちゃんと判断出来ているのでしょう
か。間違った方法は、逆に健康に悪い可能性もあります。
そんな心配をするのも、プラネットスフィア(2010-03-03)等の発言があります。
高垣彩陽「特に満月の光を受けると女子力が上がるんだって」
他の3人は驚いていましたよ(笑)。そんな怪しいオカルト知識をどこから仕入
るのかは知りませんが、物事への判断力が疑わしいのです。
また、ラジオなどの発言からは、塩水による鼻うがいをやっているようです。
それは、耳鼻科の医師による指導を受けているのでしょうか。
素人が専門の器具や薬無しで行うリスクを考慮しているのでしょうか。
どうも、そのあたりも若干怪しいのです。ラジオから鼻声に聴こえる場合も多いし。
つまり、正しい健康法や合理的なトレーニング方法を習得しているのか不安です。


さて、そこでタイトルにもあったエディタ・グルベローヴァの登場です。遅い(笑)。
この人に関しては、あやひーの方が詳しいと思いますが、こういう実績・実力の
ある真のプロの考え方こそ参考にして欲しいと思います。
エディタ・グルベローヴァは現在66歳ですが、デビューしてから44年。
現在でも、ほぼデビュー当時のレパートリーを歌えるそうで、それだけ高音も
まだ出るという事です。
今なお世界最高の技術を誇るコロラトゥーラ・ソプラノと評価されている人です。
この人は昨秋の来日を最後に、日本での活動は終了と宣言しています。
理由は「時差による体調管理が困難になった」からだそうです。
この人へのインタビューが実に興味深いものです。
 「声は生身の人間に宿るもの。適切な休養が必要。自分を守るために
  頭を使うことが、これまで以上に歌手に求められる時代になった。
  歌手の人生において最も大切なのは、自分の声の限界を知ること」
つまり、休む事も練習だという事ですよね。
 「いきなり大きな声で発声練習をする人が多いけれど、まずゆっくり
  声帯を緩め、温めながら準備してゆくことが、長く歌い続けるコツ
  です。声帯は筋肉だから、スポーツ同様、準備運動が肝要なのです」
あやひーが学ぶべきお手本はこういう人でしょう。


因みにグルベローヴァさん、調子の悪い時は家で筆談だそうです(笑)。