高垣彩陽さん、お疲れ様でした!!

ミュージカル『ZANNA-ザナ a musical fairytale-』2回目の鑑賞は最終日でした。
今回は後方中央の席だったので、あやひー中心に観つつも全体を俯瞰する事が
出来ました(笑)。
最初に観たのは初日だったので、今思うと演技の完成度は最初から高かったけれ
ど、役者さん達も若干緊張していたのかも知れません。
もちろん観客もそうでしたから、反応も最終日とは違って控え目でした。
最終日、ザナがロバータに「ザナ」と声をかけてしまった場面は、流石にアドリブ
ではないでしょう。観客も温かく笑っていました。それにしても、自分の名前を
言うか(笑)。


他の役者さんもそうだけど、最終日はあやひーの歌唱・演技にも良い意味で力み
が抜けて洗練されていると思いました。メカ牛ロデオの場面は初日の方が動きが
派手だった気がします。この場面での挑発的な表情も素敵です。
それにしても、あやひーのダンスにはキレがあります。
スピード感のあるセリフもお手の物です。
歌唱の音域も広く、表現力も深いです。ここまで歌える人はそうはいないと確信
しています。そうそう、歌唱に妙な自己主張がないのも役柄との整合性を取り易
いと思います。案外、重要なポイントかも。


声優になって初のミュージカル出演。
しかも、経験者に混じってのヒロイン役です。
それを魅力的に演じ切ったあやひーはお見事の一言です。
あやひーの夢を陰ながら応援してきた者にとっても、大きな喜びです。
1stフォトブックでミュージカルについて「実現していないのは、まだ何かが自分
に足りないからだと思うので、これからも前進するための努力をしていきます」
と謙虚に語っていたあやひー。
今回の出演決定後の「晴レルヤ」でも「オーディションは受けていました」と語って
いたあやひー。
本当に色々な壁を乗り越えて来たんだなぁ、と深い感慨が湧いてきます。
高垣彩陽論」の中で、ミュージカル出演以前から「現時点でもミュージカル俳優と
して隠れた逸材」と指摘していた私は、ちょっとドヤ顔(笑)。見たか、どや!!
6日間10公演を全力で駆け抜けた高垣彩陽様、本当にお疲れ様でした。
少し休息したら、是非次のミュージカルを目指して下さい。
高垣彩陽として最も輝ける場所がそこにはある!、と私は信じています。


やっぱり舞台は、初日と最終日を観るのは必須だと思いました。