高垣彩陽さんにおける「relation」について

4月17日に発売された高垣彩陽さんの1stアルバム「relation」。
高垣彩陽さんが、雑誌やラジオで語っている「relation」のテーマ・意味として
「繋がり、縁」を強調しています。
あやひーの今までのシングルCDが、アニメやゲームとのタイアップ作品だった
ので「作品、役との出会いがなければ、私は歌わせて頂く機会がなかった」とも。
だから、ジャケット写真も「繋がり」を表すパッチワーク衣装だし、限定盤の
おまけも、「繋がり」関連でストラップと徹底しています。
こういう徹底した拘りは、いかにもあやひーらしいと思います。


だけど、先の発言はどうでしょうか。ちょっと謙虚にすぎる気もします。
確かに一面の事実ではあるけど、真実の一面に過ぎないのではないかな。
戸松遥さんがこの道に進んだのは、中学生時代の友人の一言(しかも、ハルカスは
誤解していた!)だったのは本人が何回か語っています。
そして「あの言葉が無かったら、今の自分は存在しない」と結論しています。
その時も、ちょっと違和感がありました。
ハルカスが、声優への道を諦めなければ、道筋は違ってもいつか声優になれて
いたと思ってます。
つまり、山頂へ至るルートは決して一つではないという事です。
特に、才能ある人はやがて納まるべき場所に収まる、というのか私の考えです。
だから、あやひーの場合も、歌う事を諦めない限り、アニメ作品とかゲームに
関係なく、世に出るチャンスはあったに違いありません。
でも、あやひーの「挫折も含めて全てに感謝」という謙虚で聖女のようなお言葉が
ファンの琴線に触れるのも事実だなぁ(笑)。


私の「納まるべき場所」は、どこだろうか・・・。