高垣彩陽さんの愛され方

いや、P.A.WORKSがあやひー大好きという意味なんで、誤解無きように(笑)。
以下の内容は、数%の真実と90数%の妄想で形成されています。


先日あったP.A.WORKSの「オリジナル3部作」による合同イベント。
高垣彩陽さんは、『true tears』と『TARI TARI』でヒロイン役を演じました。
花咲くいろは』では出演はありませんが、スフィアとしてED曲「Hazy」で
参加しています。
つまり、「オリジナル3部作」全部に関与した唯一の声優です。
更に、ローカルアニメ『恋旅』を含めると4部作完全制覇です。
合同イベントで、関与した4作品をサラッと言ったあやひーは、ちょっと誇らし
げに見えました。私だけか(笑)。
これだけでも、P.A.WORKSがあやひー大好きと言えなくもないけど、私が言い
たいのは、その内容についてです。


true tears』出演は、もちろんオーディションの結果であってP.A.WORKS
(以後「会社」と呼称)には何の意図も無かったでしょう。
そして、アフレコなどを通して高垣彩陽さんは「会社」スタッフに強い印象
を残したと思われます。
何故なら、ノートにびっしりメモを取り、周りの事が見えなくなるほど役作り
に没頭し、テストでもアフレコ本番と同じ全力投球。そして素晴らしい演技。
イベントや打ち上げでは、常に感極まって大号泣。
これで印象に残らなかったら、どうかしています(笑)。
その後、あやひーを含む出演声優は、物語の舞台になった南砺市(なんとし)の
観光大使に任命されます。これは無報酬の名誉職です。
「これから宣伝してもらう」意味より「結果としてちょっと宣伝してくれた」
事へのお礼みたいなものでしょう。


ところが、ここからが凄かった(笑)。
すっかり役柄と同化したせいか、高垣彩陽さんは富山の自然と人に強く惹かれます。
プライベートで何回も富山を訪れ、有楽町にある富山県のアンテナショップ「いき
いき富山館」にも頻繁に足を運びます。
そして、その事をブログやWebラジオで報告しています。
極め付きは、2011年12月に発売された高垣彩陽さんの1stフォトブック「Sunlight
Note」です。
本人の希望で、富山ロケを敢行し(観光大使だけにね!)写真や旅行記を載せて
います。満ち足りた幸福そうな表情は、声優雑誌では見られないものです(笑)。
富山を「第二の故郷」とまで言い、事あるごとに「富山大好き」を公言するあやひー。
何と(南砺市だけにね!)立派な観光大使ぶりでしょうか。
富山県南砺市は、あやひーを表彰すべきだと思うぞ、ホントに。


さて、南砺市に本社があるP.A.WORKS
高垣彩陽さんの『true tears』や富山への愛は、もちろん伝わっているでしょう。
あやひーへの好感度がさらに上がったと考えるのが自然です。
何にもしない富山県南砺市に代わって、貢献度の高いあやひーに何か報いたいと
思っても不思議ではありません。むしろお礼をしたいと思うのは、真っ当な人間の
気持ちでしょう。
そして、声優に対する最大のお礼とは、もちろんアニメに出演してもらう事です。
そして、『花咲くいろは』です(笑)。
あやひーは、スフィアとしてED曲「Hazy」に参加していますが本編への出演はあり
ません。スフィアの他の3人が出演しているので、ちょっと冷遇されていると見える
かも知れません。
駄菓子菓子、これは「会社」のあやひーへの愛情の裏返しなのです。
と言うか、ここで出演してもらうと、目立ち過ぎて次の「本命作品」がやりにくく
なるからです。特定の会社と声優の結び付きは、やっぱりある「色」が付いてしまう
感じで、仕事の上であんまりいい影響はないと思います。
この段階で次の『TARI TARI』は当然企画されています。
「歌、合唱がテーマの青春群像劇」で「歌える声優で合唱に溶け込める人」が条件
です。この条件であやひーが落ちたらおかしいでしょ(笑)。
あやひーは「大学の授業で一番好きだったのは合唱」と言ってますし、スフィアとして
も目立たない訓練は出来ていますからね。
私は『TARI TARI』の裏テーマは「高垣彩陽さんをヒロインに!」だったと思います。
だから、断腸の思いで『花咲くいろは』への出演が無かったのです。
ええ、妄想ですよ、妄想。大事な事なので2回言いました。


実は『花咲くいろは』の時は「会社はあやひーに冷たいぞ、貢献度高いのに」と思った
のですが、次の『TARI TARI』で「そうか、そういう事かリリン!」と勝手に納得した
次第です。
しかも、ヒロイン像が、微妙に巧妙に高垣彩陽さんの個性を取り込んでいるように見え
て驚きました。もちろん、ストーリーの本筋には関係ない部分ですけどね。
猫好き→これは監督の趣味と説明されています。
ヒロインの手抜き料理→あやひーの「料理下手」のメタファー。
卓上の低脂肪牛乳→あやひーの「低温殺菌牛乳しか飲めない」に対応。
ヒロインが野菜ジュースを好む→かつて深夜ラジオで「野菜生活」をよく飲むと発言。
ヒロインの音大進学→あやひーも同じ。
もっとあるでしょうが、隠し方が巧妙です(笑)。
「偶然の一致」と言い訳出来るように工夫しています。
更に、キャストによるオーディオコメンタリー。
ここで、紗羽が和奏(CV:高垣彩陽さん)に「肉じゃが」の作り方を聞く所があります。
これは伝説の「肉じゃが事件」を知らないと言えないネタです。
P.A.WORKS、どんだけあやひーの事知っているんだよ(笑)。
実は、ここを聴いて色々な疑問が一気に氷解しました。妄想の完成です(笑)。
ところで、あやひーはどこまで知ってたんでしょうか。
あんまり詳細は知らない感じだなぁ。
「会社」もあやひーも絶対に口外しないだろうし・・・。
私は、P.A.WORKSのやり方を強く支持していますよ。


出来れば、オリジナル作品にチョイ役でもいいから、あやひーは出続けて欲しい。