再び声優さんのギャラについて考える。

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.paslog.jp/


以前「声優さんのギャラについて考える」(2009-08-27)という危険(?)なネタ
を書いたのですが、もう4年も経っているんですね・・・。
あの時は「声優が職業として成立して欲しい」という願望が強かったのです。
いや、今でもその気持ちは強いですよ。
スフィアの皆さんも、「新人」から「中堅」に移行していると思われます。
そこで、またギャラについて考えてみます。


ちょっと前に大御所の野沢雅子さんがテレビで発言されています。
それによると、新人声優の場合、アフレコ1話30分で1万5000円、野沢雅子さん
クラスだとその10倍だそうです。
スフィアは「中堅」なので、新人の倍で3万円と仮定しても無理はないでしょう。
そこから、事務所手数料は常識的には2〜3割でしょう。
つまり、手取りとしては2万〜2万5000円と考える事にします。これがベースです。
他に仕事として、OVA、ゲーム、CD、DVD、ナレーション、洋画、TVドラマの吹き
替え、ラジオ(スポンサーがあれば)、雑誌、イベントなどが考えられます。
出演アニメが2本ならば、仕事は週に2本と数えます。
他の仕事と合わせて、週に何本の仕事があるのでしょうか。
スフィアのラジオからは、1日2本こなす場合も普通らしいので4本〜8本として
みます。かなり変動がありそうですが1年の平均という事で。


さて、実際の計算です。
一番低く1本2万円で、週に4本の仕事の場合。
2万円×4×4(1ヶ月4週)×12(月)=384万円
1本2万5000円で、週に8本の仕事の場合。
2万5000円×8×4(1ヶ月4週)×12(月)=960万円
うーん、差が大き過ぎる気がしますなぁ。
流石に週に4本は少なすぎるし、2万5000円で週8は多すぎるかな。
なので、1本2万円で、週6本と控え目にしてみます。
2万円×6×4(1ヶ月4週)×12(月)=576万円
誤差100万前後として、450万〜700万程度。
スフィアの皆さんの仕事量を推測すれば、むしろ700万に近いのかな。
意外に稼いでいる印象です。ハルカスは、それ以上かも。
同年代の会社員より多いと思いますが、それは当然でしょう。
プロの技術が要求される割には、仕事は3ヶ月間の保証しかありませんからね。
稼げる時には、どんどん稼いで貯金して下さい。


ライブはまた別です。
2012年はスフイアの単独ライブは14回だったかな。
前に計算した時は、1万人の会場だったら1人100万もらってもおかしくないと
思いました。それほど儲かるんですよ、ライブは。
控え目に、1人1回平均30万としておきます。すると、約400万か。
つまり、スフィアの誰か(多分ハルカスだけど)は去年の年収1000万超えている
んじゃないかな、と驚きの結果が(笑)。
会社員にとって、年収1000万はステイタスなんですよ。憧れです。
もちろん、私なんかは未経験ですけどね(笑)。
でも、昨日書いたようにあきぽん以外は自分で確定申告しているとは思えないし
つまり、自分の年収を把握していないんじゃないかな。
特にあやひーは、絶対に自分の年収を知らないと思います(笑)。
それは大人としてどうかと思うので、親を問い詰めてもらいたいですなぁ。


意外に稼いでいるようで嬉しいです。まぁ、スフィアクラスなら当然だ!(笑)。