「名探偵ポワロ」がラストシリーズ。

日記

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


前回の「晴レルヤ」で取り上げられた、女性推理小説家、アガサ・クリスティ。
その代表作に「エルキュール・ポワロ」シリーズがあります。
そして、映像化された「エルキュール・ポワロ」の最高峰として認められているのが
テレビドラマの「名探偵ポワロ」シリーズです。
何と言っても、ポワロを演じるデヴィッド・スーシェが素晴らしいのです。
デヴィッド・スーシェは、とにかく原作を読みこんで性格表現を研究したそうです。
「原作に最も近いイメージ」とは、よく言われる事ですが、むしろ原作で一言しか
描かれていない部分を膨らませて、演技に反映させたりしているのです。
個人的には、原作よりはるかに魅力的な人物像を創り上げていると思います。
自信家で、プライドが高く、几帳面で美食家、小太りなベルギー人。これだけ書く
と嫌味な人物ですが、デヴィッド・スーシェのポアロは、とてもチャーミングでも
あるのです。


さて、25年続いた「名探偵ポワロ」シリーズも今回で最後となります。
その放送がNHK-BSで始まりました。5回だけですので、真剣に観たいと思います。
前回の「晴レルヤ」が始まるちょうど1時間30分前に「名探偵ポワロ」の特集番組が
ありました。そこに演技していない素顔(に近い)のデヴィッド・スーシェも登場。
目の表情からして、全くの別人です(笑)。
デヴィッド・スーシェの｢彼を知り、彼を生きた｣とか「私は入念な準備をして、役に
なり切ります」との言葉が印象的です。
こういう言葉を言うのは簡単ですが、それを演技として表現出来る人がどれくらい
いるのでしょうか･･･。
デヴィッド・スーシェは、まさにその通りの名演技です。
DVDかブルーレイは、いつか必ず全部揃えたいなぁ。
あやひーやハルカスにも、是非観てもらいたいものです。


「晴レルヤ偉人伝」で、アガサ・クリスティの名前が出た時は、心底驚きました。