入院生活を振り返る。


病室からの景色

12/29(月)の朝、激しい咳と嘔吐感に襲われました。身体も非常にダルい状態です。
某病院に行くと、レントゲン、CTを撮り肺炎と認定されました。
腹部にも若干、謎の現象があり医者も首をひねってました。
万一、開腹手術をする事態になると、その病院では対処できないので別の病院を
探してくれました。
年末という事もあり、探すのに3時間ぐらいかかったかな。
その病院から救急車の「お迎え」が来て、搬送されました。即入院です。


庶民なので病室は差額ベッド代の無い6人部屋を希望しましたが、空きが無くて
4人部屋になりました。しかし、退院まで部屋には他の入院患者はいなくて、個室
状態でした。この点はとても良かったです(笑)。
そこから、
肺炎治療→抗生物質の点滴。
謎の腹部→絶食して経過を見る、栄養剤の点滴。
抗生物質と栄養剤は、1本の管です。
胃の内容物を出すための管を鼻から突っ込まれる。
更に酸素吸入で、鼻に管を突っ込まれる。先端が二股で両方の鼻の穴に(笑)。
つまり、最初は3本の管を差されてました。
それに。2時間毎に看護師が点検に来ます。夜中も来ます。
つまり、2時間単位でしか眠れません。2時間毎に起こされます。
看護師が懐中電灯を使うので、どうしても目がさめます。
中には、布団を剥いで点滴のチューブがちゃんとなっているか、いちいち確認する
看護師もいます。丁寧なんだか乱暴なんだかよく分からんです(笑)。
2時間毎に起こされるので、どうもレム睡眠中に起こされるようです。
なので、夢を非常によく覚えていました。
印象的な夢は、幽霊と出会った夢。
そして、その次の夢は「その幽霊に会った夢を人に説明している夢」という入れ子構造
になっている夢。これは面白かったです。
ならばと、スフィアやあやひー、ハルカスの出てくる夢を見ようと努力しましたが、
全くダメでした。残念。


絶食は2日間続きましたが、次は2日間流動食になりました。
腹部の症状は自然に回復したので、流動食からいきなり五分がゆへ。
通常は、三分がゆが入りますが飛ばしました。
更に1日で通常食へ。これも七分がゆを飛ばしました。腹部に異常なしになってからは
食事のペースアップが凄かったです。夜の通常食はトンカツで、急にこんなの食べて
また謎の腹部悪化が起きないか不安になりました。
結局、慢性的に微妙に食べ過ぎだったようです・・・。そんなに食い意地張ってたのか私。
ラストの2日間ぐらいは、点滴のチューブも1本になって楽になりました。
チューブが多いと風呂に入るのも大変なんだよ。


点滴の箇所は、3日間ぐらいで変えます。雑菌が入り易くなるので変えるとか言ってた
ような。でも、これが問題でした。
私は身体は大きいが、血管が細いという繊細な人間なのです。
つまり、点滴や採血の時に血管を探すのに苦労するのです。
本当に下手な女医さんがいました。
4回ぐらい失敗して(人の腕を穴だらけにして)、結局自分がやりやすい手の甲(!)にやり
やがったですよ(笑)。後で、別の看護師さんが驚いていました。
そんな場所にされると、日常の行動に色々と不自由があるのです。
人の話に即座に答えるんだけど、患者の事を全く考えていません。
左手の点滴に何度も失敗すると、右手にやろうとしました。
「右手は利き腕なので左手にして下さい」と言ったら、手の甲だし(笑)。
こういう、うわべの反応はいいけど人の事を全く考えてないって、ある種の水商売の女性
にそっくりだな(笑)。この女医先生は仕事を間違えていると思いましたよ。


そんなこんなで9日間、ネット、テレビとは絶縁。読書と考え事には良い時間でした。