「螢川の4番」が切ない。

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


やっと「true tears論」に着手しましたが、全然進みません。
確認するために、『true tears』を見直したりしてますが、考えがまとまりません。
そんな中で、関係ない事に気付きました。
以前は、「螢川の4番」こと石動乃絵のお兄ちゃん、石動純が何だかウザかったんですよ。
眞一郎と乃絵を付き合うように仕向けたり、自分は好きでもない比呂美とデートしたり。
何で余計な事をするんだ、という感じでした。


でも、今はお兄ちゃんに激しく共感しています(笑)。
お兄ちゃんは比呂美に「シスコン」と見抜かれ、珍しく動揺しました。
図星なんですが、本当はそれより深い禁断の感情を持っています。
乃絵が誰かと恋人関係になれば、自分も諦めがつくと思っての行動なのです。
乃絵が恋をして「どうしたらいいのお兄ちゃん?」と聞かれて
「変わらなきゃダメなんだよ」と呟きます。
これは、自分自身に向けられた言葉でもあるのです。
あやひーはこの作品について
「観る時期や年齢、状態にによって、感じるもの、共感するものが全く違うと思うんです」
と語り「人生の経験値を計る事が出来る作品」とまで述べています。
今回、あやひーの名言を実感する事になりました。


私は一人っ子ですが、何か?