納本詐欺が最終局面へ。

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


以前取り上げた、納本詐欺(断定)が新しい段階みたいです。
簡単に説明すると、全ての「広く一般に頒布されている出版物」は国会図書館に納本する
義務があります。実際は納本しなくても罰せられませんが。
そして、納本すると売価の1/2が戻ってくる「代償金制度」があります。
この「代償金制度」を利用した、頭のいい人がいた訳です。


新聞によれば、問題の本は「内容がギリシャ文字記号などの組み合わせで意味が理解でき
ず、作成部数も少ないことから、出版物にあたらない」と判断したそうです。
国会図書館は、本を返却し、支払った代償金(約136万円)の返却を求めると発表しました。
出版した人は「納本は適法」と主張したそうです。
新聞社の取材にも「概要を把握しておらず驚いている」と最後の悪あがき(笑)。
この人、以前は「返本された場合は返金する」とか言ってた筈。もう、観念しろよ。


そうそう、私もコミケ本を納本しますよ。2冊ずつなので、2000円戻ってくる予定(笑)。