「高垣彩陽3rdコンサートツアー2016“individual”」富山公演(2016-05-15)

砺波市文化会館 17:00開場 17:30開演。


私が行った「神奈川公演(2016-04-16)」「東京公演(2016-05-08)」との比較で異なる部分
をメインに書くつもりです。
「前回」と書いたら東京公演の事です。
「前々回」と書いたら神奈川公演の事です。
今回の席は前回より12列ぐらい前、真ん中よりかなり後ろ。相変わらず右端から4番目。
一度くらい、左側か中央で観たかった・・・。私は右翼の人かよ。


開演。
01.Walking On Sunshine
02.君がいる場所
03.3 leaf clover


02.で1フレーズ歌ってから「こんにちは!富山へようこそ!」と言ってました。もう少し
言ってましたが、聞き取れず。
あやひー「皆さま、こんばんは!〜」
(会場、大歓声)
あやひー「LAWSON presents 高垣彩陽 3rdコンサートツアー2016はぉ!〜、富山県砺波市
文化会館へようこそ!〜」
“individual”って言ってない(笑)。毎回タイトルコールが微妙に正確ではないなぁ。
あやひー「みんな!・・・あえて言わせて下さい、ただいま!〜」
(会場、「おかえり!〜」)
あやひー「ありがとうございま〜す!」
あやひー、ドヤ顔。それにしても、あやひーも客席も前2回よりテンションが高いです。
あやひー「本当にずっと夢だったんです、富山でコンサートをする事が。だから、会場入って
から、「ここ富山なんだぁ」と思ったら嬉しくて。もちろん、来る途中もずっと富山だったん
ですけど(笑)。しかも、初めて乗ったの北陸新幹線!」
私もです。
あやひー「あんなに北陸新幹線乗るの楽しみにしていたのに、気付いたら1周年経ってました(笑)」
当時ラジオでは、飛行機勧めてたあやひー(笑)。
あやひー「さっき「ただいま」に「おかえり」って言ってもらったんですけど、何故かというと
私の心のふるさとのような場所だと勝手に思っておりまして。「true tears」という作品が縁で
富山にご縁を頂いて、2009年から私ですね、南砺市観光大使をやらせて頂いております」
富山大好き発言も、本当に誇らしげに言う。
あやひー「あと、お花見ました?そう、「true tears」の乃絵ちゃんが駆け付けてくれて(笑)。
本当に嬉しい気持ちで一杯で、今日ここでしかもツアーファイナル、皆さんと一緒に過ごせる
事を本当に嬉しく思います。どうぞ、よろしくお願い致します」
(会場、拍手と歓声)
true tears」や乃絵ちゃんの話が出たので、絶対「リフレクティア」を歌うと確信しました。

永谷プロデューサー(本当は永谷社長だけど)からの贈り物。


04.Secret of my love
05.Inner Galaxy
06.光りのフィルメント(会場限定曲)


04.の最後に人差し指を唇にあてて「秘密よ」みたいなポーズ。今回は人差し指を斜めにしてた。
毎回呟いている言葉が、とうとう分からなかった。本人に聞くしかないな(笑)。
06.の作曲者のeufoniusとの縁について語るあやひー。当然「true tears」にも触れる。
もう、これだけ伏線を張れば、eufonius作曲の「リフレクティア」歌うよね。
恒例の観客調査を色々。
あやひー「今日、初めて高垣彩陽を見た人?」
20〜30人ぐらいでしょうか。意外に少ないという印象。北陸の人が多く参加していた。
つまり、先の20〜30人は北陸から初参加した人数に近そうです。
城端から来ていた人もチラホラ。あやひーは観光している時間は無かったそうです。
あやひー「スフィアのツアーの時も、「富山行きたいです」って言ってて、まぁちょっと叶わなくて。
で、今回ツアーの話になった時、まず「富山に行かせて下さい」ってお願いしてですね、それを
叶えて下さったプロデューサーさんには、ホントにホントに感謝の気持ちで一杯です」
あやひー、スフィアまで道連れにしようとしてたのか(笑)。
プロデューサーの(商売を考えた時の)渋い顔が想像できますなぁ。


「individual」について語るあやひー。
あやひー「私が歩んで来た道、一つでも欠けたら今の自分は無かった。そういう出会いや繋が
り、ご縁といったものに感謝を込めたアルバムです。そんな想いをそのままツアーとして代弁で
きたらと思い、今日はファイナルという事で、一瞬一瞬皆さんと大切に過ごしていきたいと思って
います。是非、このあとも楽しんでいって下さ〜い!」
(会場、拍手)
あやひー、一旦退場。
恒例の地行美穂さんのヴァイオリン演奏。コントラバス、キーボードも参加。


07.アヴェ・マリア(カッチーニ)
08.You Raise Me Up(会場限定曲)
09.風になる


07.は前2回と演出が違ってました。今回は右上から差しこむ光に気付いて振り返り、その光に
向かって手を差し伸べるようなポーズ。
前々回→横たわって、光に手を差し伸べる。
前回→立ったまま、光りを見つめて祈るようなポーズ。
まさか、大阪、名古屋も違っていたのか気になります。
あやひー「カッチーニアヴェ・マリアは、私が声楽を勉強していた時から、先生が「発声練習に
いいから」と教えてくれて、ずっと歌っていた曲で」
最初は、発声練習用の曲だったのか。
08.については
あやひー「このツアーを回ってきた感謝を、えー、ホントに感謝が膨らむばかりなんです。その
気持ちを是非ここで届けたいなと思って歌わせて頂きました。届いていたら嬉しいです」
届いていますよ。


10.を歌う前に
あやひー「当たり前の幸せな景色も「これが永遠に続く訳ではないんだよな」って。いつかは記憶
の中にしか無くなってしまうんだなぁって。そんな風に考える事が多くなってきて。こういう
コンサートで皆さんに会ってる瞬間もだし、永遠に続けばいいのにって思うけど続かない。
でも続かないからこそ、記憶の中に刻まれて、そして何かの時にほんのちょっと勇気をくれたり、
優しい気持ちにしてくれたり何度も幸せを思い起こさせてくれる、そんな瞬間を是非皆さんの日常
の中で、そういう瞬間が一つでも多い事を願っています。今こうして過ごしている時間も、そんな
風に心に刻んで頂けたら嬉しいな、と思います」
毎回、この曲については多く語ります。それだけ、思い入れが強いのでしょう。


10.記憶の湖
11.愛の陽
12.Rebirth-day
13.Next Destination
14.Brand New Smile
15.夢のとなり


10.本当に情感が込められています。素晴らしいの一言。
14.では、あやひーが少しだけ見えました。地行さんと山田が、時々ボックスステップ踏んでました(笑)。
あやひー「あそこ(記憶の湖)からの流れが怒涛なんですけど」
本当に凄い。6曲が色々とタイプが違うし、声の出し方も切り替えてるし、「愛の陽」の後に4曲
続けて歌うスタミナが異常。それなのに、ほとんど乱れないのも異常(褒め言葉)。
14.では恒例の身長ネタもありました。
あやひー「うちのお母さんがね、「もしも客席の中に行くことがあったら、すごい高い帽子を被れば
いいんじゃない」って(笑)」
何を訳の分からない事を言ってるんですか、お母さん。帽子は見えても、あやひーが見えません!
あやひー「あっ、今日(身長を)測ってくるの忘れちゃったの(笑)」
推定153cm。


最後の曲という事で
16.Will
前回と違って、キラキラは降らなかったです。後片づけが大変だし。
あやひー、一旦退場。


アンコール。
今回は拍手だけでした。途中から拍手のテンポが速くなり、「アンコール」の声を阻止した感じ。
これは、組織的な「拍手派」の作戦なのでしょうか。まさかね・・・。
あやひー、登場。会場限定Tシャツ姿です。
あやひー「アンコールありがとうございます!」
ここまでは、いつもと同じ。
あやひー「今日ファイナルという事で、籠島さんを呼んでいたんですが、この人?に来てもらいましょう」
何と数人で、グランドピアノを運んで(押して)来ました。
状況を飲み込めない観客。
あやひー「着々と準備が進んでいるんですが、実はわたくし、一つ夢がありまして。作詞・作曲を
した時から、いつか弾き語りをすると決めていたんです」
(会場、大歓声)
あやひー「籠島先生が弾いていたピアノをずっと練習していたてので。音大なのにホントにピアノ
が苦手で、正直ピアノとあんまり仲良くなれなくて、ずっーと弾いてなかったんですけど。自分の
言葉、音で届けたいと思いますので、よかったら聴いて下さい!」
17.縁(ピアノ弾き語りで)
弾き始める前に「はぁ〜」とため息。緊張しているんでしょうが、可愛いなぁ。
実に良かったです。
最初はピアノに集中し過ぎて、歌への意識が欠けてる気もしたんですが、急速に良くなっていき
ました。左右のペダルも使っていたし、レベルの高い弾き語りに驚きました。
あやひー「このツアーで夢が叶い過ぎました。聴いてくれてありがとうございます!、ピアノ弾く
人って凄いね(笑)」
緊張感から解放されて、はしゃぐあやひー。


そして、恒例のバンドメンバー紹介。
今回は、あやひーがメンバーにツアーの印象を聞いていました。
ドラム:今村舞さん(まいまい)
早めに楽譜をもらって練習したそうです。
「1ヶ月練習して間に合うかなぁって曲あるじゃないですか、すごい1曲がね」
「愛の陽」でした。
やると思ってハズレた曲が2曲あり。「Meteor Light」と「キグルミ惑星」
いや、キャラソンの「キグルミ惑星」はやらんだろ。


ギター:山本陽介さん
あやひーの弾き語りを褒めてました。
「大人になると、出来る事だけで収めたりするけど、ここまでチャレンジする事は中々無い
かなと思って。勇気を貰ったというか、明日からも頑張れそうです」


ベース:山田章典さん
「ピアノ素敵でした。リハーサル終わると一人で練習してましたよね」
籠島さんが先生だった事を明かす。
「どんどん上達して、後ろで涙が出そうになりました」
ボックスステップの件。
「僕、今日ボックスステップ踏んでたの分かりますか?」
分かってたよ山田。
「やってたらクスクス笑われて」
私じゃないです。多分、みおこさんあたり(笑)。


ヴァイオリン:地行美穂さん
「さっき、縁を弾いてた時、あたし、すっごくこの曲好きなんですけど、袖で籠島さんが号泣
してたんですよ」
(会場、爆笑)
号泣(笑)。バラす地行ちゃん。
あやひーの進化が凄いと語る地行ちゃん。二人で成長してきたという話。


キーボード&バンマス:籠島裕昌さん
夜、あやひーのピアノ練習に付き合ってくれたそうです。
「弾き語り、ホントに凄かったよね」
観客が立ち上がった姿に感動したそうです。


お知らせがありました。
東京公演が映像化されます。
グッズの一部が通販されるとの事。
あやひー「こういう話していいかわからないけど、皆さん時間やお金を掛けてくれていてるという
事を改めて、お一人お一人に感謝したいですし、その想いに対して私って少しでも何か返せてい
るのかなって、時々不安になるんですけど。でも、今日沢山の笑顔を見せて頂いて、ほんの少し
でも、あなたの日々の中に私が届けたものが残って、それが力になっていたら、私が存在して
いる“individual”、意味だなと思います。自分を認めて、そして自分以外の誰かに、どうぞ
素敵な個性だし、優しい気持ちを向けて頂けたらと思います。本当にありがとうございました」
(会場、拍手)
あやひー「ファイナルだし、富山だし、ちょっと自分の曲じゃないんですけど・・・それでは歌い
ます、リフレクティア
(会場、大歓声)


18.リフレクティア
19.私の時計
あやひー「ありがとう!また会いましょう!」
バンドメンバーも集合して「ありがとうございました!」
あやひー「ありがとうございました!」
観客の大歓声もあったと思いますが、あやひーのまだ終わりたくない気持ちが
あやひー「まだ帰りたくない!」
(会場、大歓声)
あやひー「こういう時、「もう一回!」とかあるじゃない」
(会場、「もう一回!」の大合唱)
あやひー「ありがとう!(舞台の袖を見て)いいかな?いいかな?」
ちょっと予定調和ではない感じでドタバタ。
あやひー「Walking On Sunshineで・・・いいですかね?すいません、ワガママ言わせて頂いて」
(会場から「アブラムシ、歌って」の声あり)
あやひー「す〜ぐそこ〜に、アブラムシ(笑)」
まさかの「アブラムシの唄」を1フレーズだけ歌う。


20.Walking On Sunshine
あやひー、途中で感極まって歌えなくなる場面が。ラストに近いあたりだったか。
観客が歌い出す場面もありました。何だか、異常にに盛り上がったなぁ。
あやひー「ありがとうございます。ソロのツアーが出来て嬉しかったです。また、こうして
皆さんと会えるように、あたし頑張るので、それまでみんな待ってて下さい。本当にありがとう
ございました!」
涙声でした。頑張るのは我々だな。あやひーの布教に努めなければ。
終演。


本当に楽しいというか、凄い2時間34分でした。
あやひーは、もっとワガママ言っていいと思うよ。
この富山公演は、そのハプニングも含めた素晴らしさと、そして映像化されない事で、より
「伝説」になると思います。いや、伝説にしよう!


そして、その時我々は伝説の語り部になるのだ!(何言ってるか分からない)。