あやひー富山公演と「リフレクティア」

イベントレポでは、敢えて触れなかった事などを少々。
富山公演の少し前から考えていました。


富山公演は、もちろん高垣彩陽さんの強い希望だったのは明白です。
だけど、冷静に考えてみましょう。
スフィアの他のメンバーは、出身地でのライブを実現しています。
これは、よくある「地元での凱旋公演」というヤツですね。
公演する大義名分は、充分に立ちます。


でも、富山はどうでしょうか。
あやひーは、出身も育ちも東京なのです。
だから、富山公演の理由は、先程の理由とは違います。
もっとも、あやひーは富山を「第二の故郷」とか、富山公演では「心のふるさと」とまで
言っていますけどね(笑)。
ファンならご存知のように、あやひーはかつてTVアニメ「true tears」のヒロイン・石動乃絵
を演じました。そして、「true tears」の舞台は富山なのです。
そこから、現地を訪れたりしたあやひーは富山が大好きになりました。
あやひーの「富山大好き」ぶりは、ちょっと度外れていますが、そこは割愛。
とにかく、あやひーが富山大好きである事を確認しておきました。


私は、あやひーの富山公演は、あやひーが強く希望する以上、必然だと思ってました。
むしろ、別の心配があったのです。集客の心配とか、そういう下世話(?)な話ではなく。
true tears」からの流れでの富山公演なのだから、原点である「true tears」関連の曲を
歌わないと富山公演の意味が無いと思ったのです。意味が無いというか、未完成です。
そして、「true tears」関連の曲でコンサートに相応しいのは、「リフレクティア」しかあり
ません。
この曲は、「true tears」のOP主題歌でもあり、あやひーがヒロイン・坂井和奏を演じた
TVアニメ「TARI TARI」でも合唱版にアレンジされて使われたのです。
そんな強い「relation」や「縁」があるので、これ以上の曲はあり得ません。
もし、富山公演で「リフレクティア」が歌われなかったら、
私は富山公演を「永遠に未完成なコンサート」として記憶するしかないと思ったのです。
もちろん、そんな事は望まないけれど、自分が到達した結論を消す事も出来ません。
きっと、ブログにも書かざるを得ないだろうし・・・。
客席に見てはいけないものを見つけてしまった件、以来の落ち着かなさでしたよ(笑)。


それでも、歌うという確信はあったので、会場ロビーで乃絵のパネルを見てひと安心。
あやひーがMCで、「true tears」や乃絵について喋ったので100%確信しました。
会場限定曲として歌わなかった段階でも、不思議と落ち着いていました。
あやひーが「ファイナルだし、富山だし、ちょっと自分の曲じゃないんですけど・・・」
と言った時の会場の大歓声は凄かったな。
皆も期待していた訳だ(笑)。
それにしても、楽しくてドキドキして、幸福なコンサートでした。


あやひーは、富山公演と「リフレクティア」をセットで考えていたに違いないよね。