戸松遥さん出演の舞台『ああ、強情(じょっぱり)』を観ました。

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


下北沢・本多劇場で5/29〜6/5まで毎日1公演となっています。
時代劇というのだけは知っていましたが、基本的には予備知識無しです。
うん、中々面白かったです。


主人公が、金の仏像を盗むシーンで初めて分かりました。
この芝居が『レ・ミゼラブル』のパロディーである事が。
タイトルの『ああ、強情(じょっぱり)』もレミゼの邦訳『ああ、無情』に引っ掛けた
ものだったんですね。そういう事かリリン!
「あやひごろ」にあった
「まさか、あの作品の和風なオマージュがあるなんて!」 というのはこの件ですね。


ハルカスは、恋人役の人より背も高いし、可憐な面よりは元気で気の強い娘役を好演
していました。盛大にコケる場面のダイナミックな事(笑)。
「あやひごろ」にあった
「はるちゃん、どうか怪我には気をつけて…(笑)」というのはこの件ですね。
そして、ハルカスが父親をスリッパでひっぱたく場面。
私は2列目で観ていたのですが、凄かったです。
本当に全力で叩いていました。手加減一切無し(笑)。
ゴキブリ叩く時でも、もうちょっと手加減するんじゃないかと思うくらいの全力。
父親役の人が、本当に痛がっているのが表情からも分かりました。
これは演出上の指示でもあるんでしょうが、コケる場面といい本当に清々しいです。


あと驚いたのが、声優・清水愛さんの怪演ぶりです。
尼僧くずれで、江戸時代の風俗店経営者です。
とにかく色々と貫禄があり過ぎ(観た人にしか分からん)、芝居もメチャ上手いです。
主役より目立っているというか、こちらが主役というかヒロインかも。
それぐらい強烈でした。あの、清水愛さんがねぇ・・・。
それにしても、コブ専とか年増専とかブス専とかデブ専とかロリ専とか、あやひー
は分かっているのでしょうか(笑)。


私が観に行った日は、豊崎愛生さんも行ってたみたいです。