私の「初の一人海外旅行」の思い出。

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


あやひーの「あしたも晴レルヤ」でのニューヨーク旅行話で色々と思い出しました。
私の「初の一人海外旅行」は、ロシア(旧ソ連圏)42日間でした。
よく生きて帰ってこれたもんです(笑)。
帰国した時には、体重が5kgぐらい減っていて家族に驚かれました。
大分やつれて見えたようです。


ロシアを選んだ理由は色々あった気がしますが、なるべく日本に無い文化圏に行きた
かったので、アメリカやアジアには興味無かったなぁ。
そうそう、ドストエフスキーの小説の舞台を歩きたかったのもありました。
大学時代でしたが、旅行費用を捻出するためにバイトに精を出していました。
その影響でロシア語も英語も、ほとんど勉強していませんでした。
それが原因で、色々なトラブルもあった訳ですが(笑)。


5kg減量出来たのは、やっぱり食べ物でしょうね。
日本からは食糧持って行かなかったし、旅行中は日本食は食べない方針でした。
せっかく異文化の土地を訪れるのに、その土地の物を食べないんて勿体ないです。
食べ物自体は、そんなに食べられない物は無かったです。
無かったのは、食べる場所でした(笑)。
街の中に日本みたいにはレストラン、大衆食堂みたいな場所が無いのですよ。
いつもホテル内のレストランで食べる訳にはいきません。昼間は外出している場合が
多いし、レストランは高いし。


だから、街に着いたら最初にするのが、食べる場所を見つける事みたいになりました。
キエフジモティーしか入らない大衆食堂に迷い込みました。
外国人旅行者なんて珍しかったんでしょうね。
たちまち取り囲まれて、「どこから来たんだ?」とか「キエフは好きか?」とかパンダ並み
の人気者でした。
サマルカンドで美味しそうな丸パンを買って「明日の朝食は、ホテルの部屋でこれを
食べよう」と思ったら、翌朝にはパンがカチカチに堅くなってて食べられませんでした。
そんな、色々な食の思い出は尽きません(遠い目)。


あの一人旅の孤独を経験したから、大抵の事は大丈夫になった気がします(笑)。