「ゴッホとゴーギャン展」に行きました。

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


何しろ30点近くのゴッホの作品が観られるのだから行くしかありません。


何で「ゴッホゴーギャン」かと言うと、二人は一時共同生活をしています。
ゴッホが誘ったのですが、約2ヶ月で破綻しました。
ゴッホは、その「黄色い家」にゴーギャンを迎えるために、せっせと壁に飾る絵を描いて
待っていたのですが。
二人の性格は全く異なるし、芸術に対する考え方も違い、最後は激しい口論の末にゴッホ
の有名な「耳切り事件」があり、ゴーギャンは「黄色い家」から逃げ出してしまいます。
その後も二人は、手紙のやり取りをしているので、共同生活さえしなければ良い関係です。


ゴッホの絵を観ると、本当に鳥肌が立ちます。もう、条件反射の類です(笑)。
デッサン力とか色彩感覚があり得ない領域ですが、そこから更に突き抜けた表現の世界が
あるように思います。とにかく圧倒されました。
順路を何回も往復して観入りましたよ。



「収穫」という作品。以前、この作品のポスターを家に飾っていました。
「完璧な風景画」というのは、この作品の事です。圧倒されるけど、気持ちが落ち着きます。



「ジョセフ・ルーランの肖像」という作品。私の祖母が好きだった作品。
よく、「郵便配達夫ルーラン」と言ってた気がしますが、配達する人ではなかった模様。


ゴーギャンについては、モデルとなった小説「月と六ペンス」をまた読みたくなりました。
最初に読んだのは中学生の時で、友人に勧められて読み、初めて小説の面白さを知りました。
ゴーギャンも、強烈な個性で人生を送った人です。いや、最初は勤め人だったから余計凄い。



美術館の前で、コンドルクインズが「Amigo! Amigo! 」を演奏してました。
・・・ウソです。「コンドルは飛んでいく」でした。
和奏達もいなかった・・・。


会期中に、もう一回は行きたいなぁ。