私が将棋を指さなくなった理由。

本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


私の中学・高校時代は、「天文部」と「将棋部」に所属する内気な少年でした・・・。
何だか、笑い声が聞こえた気がしますが、多分気のせいでしょう。
高校の時には、全国高校将棋選手権に出た事もあります。
その時に、「初段」認定されたので、そこそこの強さだったと思います。


段々指さなくなったのは、今思うとすごい閉塞感があったからです。
定跡に飽きたし、好きな戦法も特に無かったかな。
振り飛車とか矢倉がほとんどで、同じような手順にうんざりし始めた気がします。
いつも部活で同じ人達と指すのが多かったのも原因でしょう。
もっと世界を広げる努力をすれば良かったのでしょうが、当時は無理でした。


何年か前に、渡辺竜王とコンピュータの対局があり、その頃から再び将棋に興味が
湧いてきました。というより、コンピュータ将棋の思考ロジックにですが。
将棋雑誌を買い、次の一手に応募しているうちに三段の資格が取れてしまいました。
実戦を全然指していないので、初段の力も無いと思いますが。
詰将棋も解けなくなりました。五手詰め、七手詰めもサッパリです。
でも、伊藤かりんさんには負けないと思う、テレビで見る限りでは(笑)。
NHKの将棋番組に、スフィアが出ればなぁ(妄想MAX)。


最近の注目は、銀河戦で優勝した藤井猛九段です。
独創的な藤井システム(最近は使われない)を連続で採用し、勝ちまくり優勝しました。
藤井システムは、攻める振り飛車なのでとても楽しそうです。
初めて、自分の好きな戦法に出会ったのかも知れません。
勉強して、将棋道場に行こうかな。


藤井猛九段の本を注文してしまいました。古い出版年だけど評判がいいのです。