アニメ脚本家・岡田麿里さんへのインタビュー記事。

本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
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最近、自叙伝「学校へ行けなかった私が『あの花』『ここさけ』を書くまで」を出版
した岡田麿里さんへのインタビュー記事が新聞に大きく載りました。


「中1から高校卒業まで5年半、不登校だった」というのは初めて知りました。
毎朝、小芝居をして登校する気持ちがある事をアピールし、やがて自室の布団に潜った
そうですが、なんて面倒くさい人なんだ。


その経験が『あの花』『ここさけ』に生きた訳ですが、以前からの印象として作品数
が多いのを感じていました。
「書くストレスを、書くことで発散している。趣味もないし、人付き合いも仕事関係
 しかない。もし、1週間休みをもらったら、何か書いちゃうだろうな」
思ってたより遥に壮絶な人でした。


個人的には、『シムーン』と『true tears』を生みだしてくれた事に感謝です。
true tears』に関しては、全話の脚本を書いた訳ではありませんが、シリーズ構成
として物語の根幹を作っています。
そして、それが高垣彩陽さんの演技の覚醒に繋がっていくのですから。


このインタビュー記事で一番面白かった部分は
「アニメ業界には、何かが過剰で何かが欠落したような、変わった人が多い。そんな人
 たちが、演出、絵、声、それぞれの役割で全力を出す。全員がノってくれた時に作品
 から吹き出す瞬間風速たるや、すごいものがあるんです」
ああ、過剰と欠落ねぇ・・・即座に思い浮かぶ声優さんがいますね(笑)。


「外に出てみたら現実は妄想ほど怖くなかった」って、どんな妄想してたのか(笑)。