「アニ☆ステグランプリ Vol.1」(2017-07-28)

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


「声優&アニソンアーティストのグラビアマガジン第1弾!」という触れ込みです。
スフィアの特集記事があるので購入しました。


私が興味あるのは、もちろんインタビュー記事です。
色々と興味深い発言がありますが、特に面白かった部分を選びました。


スフィア誕生について
戸松「当時から、こういうユニット活動をされている方はもちろんいらっしゃいました
けど、スフィアとしてどういう在り方をすればいいのか、正解がまったく見えなくて
闇雲感はあったかなと思います。そんな時でも、大人の方たちは私たちの知らないとこ
ろで色々動いてくれていたわけじゃないですか。そう思うと、感謝しかないですね」
スフィア結成は、4人の意思ではなくミューレの業務命令で始まっています。
「闇雲感」というのは正直な感想だと思います。
急にユニットやる、と言われたらそうなるのが必然です。
よく引き合いに出されるハルカスの「この4人じゃないとイヤだから」という言葉には
4人の仲間意識の強さを感じますが、今回の話とは全く別の話です。
「大人の方たちが私たちの知らないところで色々動いてくれて」って暗躍感が凄い(笑)。


5周年ごろが転換点だったようです。
豊崎「新しいことをやりたいし、現状維持もしたいし・・・というせめぎ合いの中に、5周年
以降ずっといるなあという感じがします。はっきりひと言で言うと「飽きちゃう」こと
との戦いというか、バランスの取り方は難しいなと思っていました」
「飽きちゃう」とはぶっちゃけ発言ですが、8年もやっていればそうなんだろうなぁとは
思います。愛生ちゃんだけに「飽きちゃう」のか(笑)。
この発言の少し前で、あやひーとハルカスが5周年ライブを機に「抜けられた」みたい
な発言はしているんですが、愛生ちゃんの発言は破壊力があります。


10周年に向けての具体的な発言はありません。
スフィアの皆さんが、活動において自分達の考えを徐々に主張してきたのは確かですが
今回の充電が、自分達の意思ではないのは確実な気がします。
自分達の意思ならば、今回のような機会にもっとアピールしてもよさそうなものです。
「続けるための前向きな選択」では、国会答弁のようで要領を得ません。
やっぱり今回も、「大人の方たちが私たちの知らないところで色々動いてくれて」が
あまりにピッタリ過ぎますね。


この本は「スフィア論2」の重要な資料になりそうです。