将棋の王位戦は、羽生善治王位が勝って1勝2敗になりました。

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


第58期王位戦七番勝負第三局は、羽生王位が挑戦者の菅井七段に137手で勝ちました。
これで七番勝負は、羽生王位の1勝2敗となりました。


先手・羽生王位、後手・菅井七段で始まった第三局は、菅井七段が3度目の角交換
三間飛車でした。
菅井七段は、3四歩−5四歩−3二飛という5筋を突く例の形です。
この形で2連勝しているので、強気に押してきたという印象です。
羽生王位も当然予想していたと思われ、3八銀や6七角は用意の手でしょうか。


羽生王位の攻守の緩急が素晴らしく、後手の手損を巧みに咎めた感じでした。
1日目終了の時点では、既に羽生王位が優勢という状況でした。
2日目もジリジリと優勢を広げ、後手の捌きを完全に封じ込めました。
最後は見事な詰み手順で快勝しました。
これでタイトルの行方が面白くなりました。


菅井七段が早差しなので、2日目のおやつタイム前に終局という早い展開でした。
菅井七段の幻のおやつは、鉄板の「フルーツ盛り合わせ」だったと思いますが。
第一局からずっと、菅井七段の午前と午後のおやつは「フルーツ盛り合わせ」なん
ですよ(笑)。ちょっと名称が違う場合もありますが、実質は「フルーツ盛り合わせ」。


第四局(8/22-23)は戦型とともに、菅井七段のおやつにも注目です。