第九は、というか音楽は奥が深い。

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


第九合唱を練習中です。
最近は練習の内容も深くなっています。当然、付いていけない状態です(涙)。
今更だけど、練習の備忘録を書いておく事にしました。
やらないよりは、やった方がいいと思うので。


2017年11月1日(水)
○いつもの発声準備運動。
先生が医療関係の本を立ち読みして新情報を得たようです。
「耳たぶ(つけ根)を持ち上げて後ろに10回回す」
→あごを緩める効果があるかも知れないとの事。


○「響きを通す」事を意識して発声練習する。
 「響きを通す」って色々な局面で言われます。
○ドイツ語の歌詞を使って音階・発声練習する(今回初めて)。
 Freude, schöner Götterfunken,Tochter aus Elysium
 無声子音、有声子音がある。
 ドイツ語を音符に乗せる感覚を養う。
 Elysiumは、4分節(シラブル)なので難しい。


○Freude〜2重フーガ終りまで、前回の復習
 2重子音、3重子音の最初の文字は、前の言葉に近付けるタイミングで。
 言葉を理解して、そういう表情で歌うこと。
 ピアノの音より指揮者の身ぶりに反応すること。
 Gパート 子音の発音をキチンとすること。Cherubとか。
      休符前のGottは「内切り」のタイミングで止めること。
      歌詞を理解して歌うこと。
 Iパート zum Siegen。mとSをくっつけて発音すること。ツー・ムジーゲンの感覚。
 Mパート〜2重フーガ終りまで通して歌う。
 頑張って歌うだけだはダメ。
 「プロとは、出来る事と出来ない事をわきまえている」
 出来る事をキッチリとやる。自分で線引きする。来年もある(笑)。


○Sパート binden wiederで遅れる。スラーを意識せず母音を2つ言う気持ちで。
 この部分で「響きの高さでソリストを食ってやりたい(笑)」
 ブレスのし過ぎ。2小節単位ではブレスしないこと。
 P57〜速いテンポなので誤魔化さずに歌うこと。頭は冷静に。
 ブレスの確認。Welt!でブレス。
 Diesen Kuß der ganzen Welt!の次のFreudeからユニゾンになる。
 この言葉が大事なので、ここで気持ちを引き締める。
 

○来週までの宿題。
 楽譜の大きい音系の符号、mf、f、ff、sf、クレッシェンドに赤鉛筆で○印や下線。
 楽譜の小さい音系の符号、mp、p、pp、dim、デクレッシェンドに青鉛筆で印下線。
 視覚で分かるようにする。


書きだすと分かったような気になるなぁ(大いなる錯覚)。