将棋の第30期竜王戦七番勝負は、羽生棋聖(挑戦者)が2連勝!

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


第1局→10/20-21(東京・28年ぶりの公開対局)
第2局→10/28-29(岩手県大船渡市)
を共に羽生棋聖が勝って、2勝0敗となり大分有利になりました。


羽生棋聖は、若手に王位、王座のタイトルを奪われましたが、復調しているようです。
それよりも、渡辺明竜王の不調が目立ちます。
今年度成績では、10勝13敗と負け越しています。
タイトル保持者6人の中で、唯一今年度成績が負け越しになっています。
まだ33歳と若いので、老け込むには早すぎます。羽生さんなんて47歳ですよ(笑)。


この竜王戦では、第21期(2008年)が劇的な展開でした。
やはり、渡辺明竜王に羽生名人(当時は四冠)が挑戦しました。
羽生名人が3連勝してタイトル奪取は確実かと思われましたが、そこから渡辺竜王
4連勝して逆転防衛を果たしました。
将棋の七番勝負のタイトルで、3連敗からの4連勝は史上初の記録で、それ以後も
現れていません。


ところで、今期のA級順位戦の最終戦で渡辺竜王対三浦九段戦があります。
最終局は、降級の懸ったドラマチックな戦いも多いのですが、まさかの組み合わせ
となりました。
三浦九段の不正疑惑を告発した渡辺竜王と無罪が確定した三浦九段。
何だか、因縁の対決みたいな図式になってます。将棋連盟、最終局はワザとだろ(笑)。
最終局で負けた方が降級とかの展開になると、色んな意味で注目されそうです。


さて、次の竜王戦第3局は、11/4-5に群馬県前橋市で行われます。