TVドラマ『声ガール!』第3話。

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


ヒロイン・菊池真琴(福原遥)が、事務所から相変わらず演技の訓練を受けていない
みたいな描写は如何なものか。
声優志望者の誤解を招きかねません。
そんな事務所だから、物語の中で声優に逃げられたんだよ(笑)。
そこが、ミューレとは違う点ですね。ここは強調しておきます。


さて、今回の話は真琴がガヤ演技を評価されて、初の役を得ます。
しかし、役柄を理解していない演技でOKが出ずに帰されてしまいます。
このエピソードも、戸松遥さんの経験を元にしているようです。
番組連動ラジオで話したのかな?


2015年6月18日発売の戸松遥さんの写真集「ImayMe」
水着写真どころか、下着写真も満載で「声優がここまでやるのか」と一部で話題に
なった写真集でした。
その中に2万字インタビューがあって、これが実に興味深かったのです。
「求められた演技ができず、『今日はこれ以上やっても無理だと思うから』と、
 たくさんのキャストさんがいる前で帰らされたり」
「先輩方がずらりと椅子に座ってる中で、ひとりマイク前で何十テイクもやり直す、
 なんてこともありました」
まさに、今回のドラマと重なります。


今回の『声ガール!』では、真琴が役の気持ちを分かっていなかったという、割と
初歩的な理由でした。役者としては、恥ずかしい気がします。
実際の戸松さんはどう解決したのか、興味はあります。
「ImayMe」の前述の話の後で、戸松さんの言葉は
「そこに食らいついていける人が、この世界に残る人なんだろうなと思いました」
凄いプロ根性だと思いましたよ。


声優や役者さんは、精神的に打たれ強くないと無理ですね。私には絶対無理(笑)。