高垣彩陽さんの4thカバーミニアルバム『melodia4』(2018-09-26)

あやひーの音楽趣味全開のカバーミニアルバム『melodia』シリーズ、その4枚目が
出ました。個人的にも、大好きなシリーズです。


01.Ave Maria(シューベルト)
02.Panis Angelicus(「荘厳ミサ曲」より/フランク)
03.Happiness (ミュージカル「You're a Good Man, Charlie Brown」より)
04.Journey to the past〜心のままに〜(映画「アナスタシア」より)
05.Somewhere Out There(映画「アメリカ物語」より/松原剛志さんとのデュエット)
06.糸(中島みゆき)
07.Can't Take My Eyes Off Of You(フランキー・ヴァリ)


今回の新曲は5曲(01、02、04、05、06)ですが、そのうち2曲は日本語で歌ってます。
今までも『melodia』シリーズで日本語曲はありましたが、既録音曲でした。
あやひーは、インタビューや「あやひごろ」「晴レルヤ」などでも、今回は日本語
の表現を重視したという事を述べています。
私は最初の『melodia』(2011年11月23日発売)から、是非日本語で歌ってもらいたいと
思っていたので、とても嬉しいです。


さて、歌唱ですが、言うまでもないけど(笑)素晴らしいです。
今回クラシック2曲が宗教曲なのは偶然でしょうが、あやひーの声質に合っていると
思います。
あやひーのソプラノの透明感は、倍音成分が少ないせいもある気がしますが、宗教曲
に実に合っています。
ところで、今度バッハ作曲(グノー編曲)の「Ave Maria」を歌うと3大アヴェ・マリア
制覇という快挙です。もちろん、声優アーティスト初の偉業達成です!
・・・いや、「Ave Maria」歌った声優さんもいないか(笑)。


あと、インタビューなどで感じるのは「原曲への愛」です。
単に好きだからカバーしている、というより一段上の愛を感じます。
過去の発言からも、カバー曲を選ぶのは、音大などでずっと歌っていたとか、大好きな
ミュージカル曲(普段から歌っている雰囲気)とか、愛を感じる発言が多いです。
「On My Own」の時は「好き過ぎて自分にはまだ歌う資格がない」と、愛するが故の
こじらせ発言をしていました(笑)。
そういう、曲に対する真摯な姿勢も好きです。


『melodia5』では、ご本人希望の「アヴェ・ヴェルム・コルプス」をお願いします。