雑誌「将棋世界」2017年8月号が買えない・・・。

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


発売日の7/3には、既にネットでは買えない状態でした。
予約注文が多すぎて、発売前から増刷が決定との事です。雑誌が創刊(1937年)され
てから80年ですが、初めての事態だそうです。


藤井聡太四段の大活躍による「将棋ブーム」によるのは間違いないでしょう。
本屋さんは、そんなに見込み注文して大丈夫なのでしょうか。
もっとも、買い取りではないので問題無しかな。
駒の動かし方を知ってるぐらいでは、ハードルの高い雑誌だと思います。
一連の藤井グッズと同じ感覚で見ている人も多そうです。


それはともかく、私のような趣味にしている者にとっては、勉強材料なので入手出来
ないのは困ります。近所に大きい本屋もないので、週末に探しに行くかな。


さて、7/6は藤井聡太四段の対局があります。
連勝記録は29で止まりましたが、重要な順位戦C級2組の対局です。
個人的には、藤井四段の対局で最も重要なのは順位戦だと思っています。
将棋界で一番伝統あるタイトル名人戦に繋がる道だからです。
このC級2組を一期抜けするには、10連勝か9勝1敗が条件になるでしょう。
初戦は瀬川五段に勝ちましたが、次の中田功七段も曲者です。
振り飛車使いで「コーヤン流三間飛車」という独自の戦法を編み出しています。


藤井四段が負けた非公式戦3敗のうち2敗は、相手が振り飛車でした。
藤井四段は、実戦での対振り飛車の感覚がまだ掴めていない可能性があります。
振り飛車特有の「捌きの感覚」に慣れていないのかも知れません。
相手はベテランだし、一筋縄ではいかないでしょう。
藤井四段は、負けた直後の対局で精神面の不安もあります。
まぁ、1回負けて重圧から解放され、伸び伸び指す可能性の方が高いですが(笑)。


C級2組→C級1組→B級2組→B級1組→A級→名人挑戦まで、最短で5年ですか。