藤井聡太四段(15)に期待したい記録。

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


7/25現在で、藤井聡太四段のデビューからの記録は33勝2敗(勝率94.29%)です。
将棋界の記録は年度単位(4月〜翌年3月)で集計される事が多いようです。
因みに藤井四段の記録を年度単位に分けると
平成28年度→10勝0敗(勝率100%)
平成29年度(途中経過)→23勝2敗(勝率92%)となっています。


さて、私が期待する記録は以下のものです。
順位戦1期抜け
 棋界最高タイトル名人位に挑戦するにはA級順位戦で優勝しなければなりません。
 現在C級2組からスタートした藤井四段が名人に挑戦出来るのは、最短で5年です。
 他のタイトル戦より、遥にハードルが高いのです。
 でも、それを期待したいのです(笑)。
 過去C級2組→C級1組→B級2組→B級1組→A級を各1期で昇級したのは加藤一二三九段
 だけです。その加藤九段もA級1期目での名人位挑戦は出来ませんでした。
 藤井四段には、名人挑戦まで最短で行って欲しい。ついでに奪取も期待します(笑)。


 C級2組は50人で10回戦です。
 つまり、総当たりでは無くてクジ運(強い人と当たらないとか)もあります。
 昇級は2人だけだし、10戦全勝が何人もいたら順位が下の藤井四段は不利です。
 ただ例年通りならば、9勝1敗で昇級出来そうです。
 7/25現在、2連勝が藤井四段を含めて15人います。
 次回の藤井四段の対戦相手も2連勝中の高見泰地五段です。
 高見五段は、今期銀河戦で7連勝して決勝トーナメント入りを決めている若手の
 実力者です。重要な対局です。
 そして、最終戦は先日負けた三枚堂四段ですから、リベンジ戦になりますね。


②年度最高勝率の更新
 年度最高勝率は、中原誠十六世名人が1967年度に記録しています。
 47勝8敗(勝率85.45%)という素晴らしい成績でした。
 近年では、2011年度に中村太地六段が40勝7敗(勝率85.11%)という歴代2位の記録
 を残しています。7敗の内あと1勝していれば、歴代トップでした。惜しい。
 藤井四段には是非、勝率90%超での最高勝率の更新を期待しています。
 今後9勝1敗のペースは大変ですが、現在勝率92%なので出来そうにも思わせるのが
 藤井四段の凄さです。


藤井四段の15歳中にタイトル挑戦も期待していますよ。ついでに奪取も(笑)。