第58期王位戦は菅井竜也七段(25)が2連勝!

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


菅井竜也七段が羽生善治3冠(王位、王座、棋聖)(46)に挑戦している王位戦
第2局も菅井七段が勝ち、成績を2勝0敗としました。


菅井七段の勝ち方が衝撃でした。と言うより、羽生王位のボロ負けと言うべきか。
1日目の封じ手近くから見ましたが、先手・菅井七段の振り飛車が五筋の位を取り
伸び伸びした陣形、後手は6二銀の活用も難しくて先手が良さそうでした。
時間の使い方で、羽生王位が苦労しているのが分かりました。


2日目も羽生王位は勝負手も出せず、一方的に負けた印象です。
2日目の午後3時32分の終局も早いです。夕食前に終るのはかなり異例です。
もちろん、水面下では高度な読み合戦があったのでしょうが、素人には分からん
です、さっぱりピーマンですわ(笑)。
ところで、今回の▲5六歩△3四歩▲7八飛を俗称で「うっかり三間飛車」とか言う
らしいです。
普通▲5六歩で振り飛車にするなら▲5八飛が普通でしょう。
間違って三間飛車にしちゃったみたいな名称が面白い、いや好きです(笑)。


やっぱり、振り飛車は見ていて面白いです。
何であの出だしから、あんなに菅井七段が優勢になるのか、凄い事ですよ。
後で棋譜を並べたくなる将棋でした。
菅井七段は2局とも振り飛車で勝ったのだから、このまま振り飛車で戦って欲しい。
もちろん、羽生王位が若手を叩きつぶす「鬼畜眼鏡」ぶりも見たいけど(笑)。


菅井七段が絶好調なので、タイトル奪取しそうな勢いですなぁ。